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「会えない時代」だからこそ「装いのニューノーマル」を考えてみた。

HARES西村です。ついさっき、しれっと肩書を「カタリスト」に変えました。変えた理由は今度noteに書きます。笑

さて、今日も本日〆切の日経COMEMOの企画 #会えない時代になぜ装う をテーマに書きたいと思います。

そもそも、なぜ僕たちは「装う」のか?

「装いを新たに」という言葉があるように、「装い」とは、外見を整えることを指します。「新装開店」といったら、お店の外装や内装をリニューアルして新たに開店することを指しますよね。

人間が「装う」といったら、ファッションやヘアスタイリング、スキンケアやメイクなど、ですかね。カタカナが多いな。笑

ただ「装う」だけならば、全人類同じ服を着ていても良いはずなのに、なぜか一人ひとり違う「装い」をしているわけですよね。

では、僕たちは何のために「装う」のか。

目的は大きく2つあると思います。

1)「身だしなみ」としての装い・・・周囲に好印象を与える(あるいは不快感を与えない)ことを目的とした装い。
2)「自己表現」としての装い・・・自分の趣味嗜好にあった服をまとったり、化粧をすることで自己表現をすることを目的とした装い。

の2つです。

「就活でリクルートスーツを着る」とか「銀行員がスーツを着る」というのはまさに「身だしなみとしての装い」ですよね。オシャレな方は自分の好みに合ったブランドのスーツをチョイスしたり、ネクタイやワイシャツに趣向を凝らして、出来る範囲で自己表現を行うわけです。

そしてこの「身だしなみとしての装い」と「自己表現としての装い」は常にバランスです。ファッションに興味がない、という人は最低限の身だしなみを整えれば良く、自己表現としての装いはゼロ。

逆に、いわゆる「奇抜なファッション」をする人は「自己表現100%」で、身だしなみなんぞは一切考えていないわけです。

というわけで、「装い」の目的は

1)「身だしなみ」としての装い
2)「自己表現」としての装い

の2つに集約されると思うのです。

「自己表現」としての装いについては、「会える/会えない」は関係ないため、今回は「会える/会えない」が大きな影響を与える「身だしなみとしての装い」にフォーカスしたいと思います。

「会えない時代」に「装い」はどう変わったか?

それでは、新型コロナウイルスによって私たちの行動様式が大きく変わり、外出する機会が大幅に減り、対面で人と会ったり、パーティーなどで大人数で集まる機会がほぼゼロになった中、「装い」の目的はどう変わったのでしょうか。

1)「身だしなみ」としての装い

「身だしなみ」は、基本的には「郷に入っては郷に従う」。つまりその場その場のドレスコードに応じた「装い」をすることが重要になります。

典型的なものが冠婚葬祭。特に3月以降、結婚式の開催数は激減しましたよね。それ以外にもパーティー需要が激減したり、在宅勤務が増えて商談の数が減ったせいか、スーツの売上が激減しています。

いわゆる「正装」的な装いは、「会えない時代」においては全く必要のないものになってしまったかもしれません。

また、「会う」=「オンラインで会う」に意味合いがシフトしたことによって、「身だしなみ」の定義も大きく変化しました。

AERAさんに「オンライン映え」について取材いただいた時の記事はこちら👇ですが、「相手に良い印象を与える(≒悪い印象を与えない)」ためには、服装以外のことにも気を遣わないといけません。

「リモート身だしなみ」を整える上では、服や髪型、メイク意外に3つのポイントがあります。

①音声や映像が止まらないレベルのネットワーク環境
②「好印象」を与えるカメラワーク
③「クリア」に声が伝わるマイクワーク

この3つです。

まず「ネットワーク環境」

目には見えないのですが、最も重要なのはコレです。

せっかく良いこと言ってる(はず)のに、ネットワーク環境が脆弱で音声や映像が途切れまくったり、途中で落ちてしまうことがあったら、残念な印象を与えてしまいます。

👆のスライドにあるような1.9Gbpsみたいなトチ狂った速度は必要ないですが、ビデオ会議をする機会がある人は最低でも10Mbps以上の通信速度を確保しましょう。

通信速度の改善方法についてはこちらがの記事が参考になりますが、ある程度お金が投資できるならば「プロバイダ」と「ルーター」を変えるのがベストです。

ちなみに僕はプロバイダは「NURO光」、ルーターはBUFFALOのWiFi6対応のこちら👇に買い替えました。

続いて「カメラワーク」

カメラは画質も大事ですが、それ以上に大切なのが「角度」と「明るさ」です。

「自撮り」を含め写真を撮影する時のことを考えるとわかると思うのですが、人間の顔は下から上に見上げるような角度で撮ると顔が暗く・大きく見えてしまいます。

なので、カメラの角度が上向きにならないように、カメラの高さが目線と同じくらいの高さ(場合によっては目線よりも少し高いところ)になるようにカメラを配置するのがベストです。

外付けのWebカメラを買って設置するのが理想ですが、それが難しければPCスタンドなどを購入してPC本体を高い位置に置くことで、内蔵カメラの高さを目線の高さまで引き上げる、という方法もあります。

ちなみに、僕はもともとロジクールのWebカメラを数年前から使っていましたが、やっぱり「画質」も追求したい!!!となり、ついに一眼レフカメラをWebカメラにしてしまいました。

「身だしなみとしての装い」も追求のしすぎには注意です。笑

最後に「マイクワーク」です。

正直、これが一番難しいです。なぜなら、ネットワークや映像と違って、自分の声が相手にどう伝わっているかを常に確認することは難しいからです。

例えば、多くの人がAppleのAirpods Proをイヤホンマイクとして使われていますが、Airpods Proに限らずBluetoothの無線イヤホンって、充電がなくなってくるとマイクにブツブツノイズが入るようになるんですが、これは相手から指摘されるまでは全く気づかないんですよね。相手の声は全く問題なく聴こえているので。

有線イヤホンの場合、イヤホンのケーブルがマイクについていることがほとんどですが、髪の長い方の場合は、髪がマイクに触れていたりすると、髪がマイクに擦れるたびに「ザザッ」とノイズが入ってしまい、相手に不快感を与えてしまう可能性があるので注意が必要です。髪がマイクにあたらないように結んでおくとかすると良いです。

そういうわけで、個人的にオススメなのは「コンデンサーマイク」を買うことです。

僕はマランツのコンデンサーマイクを使っています。

コスパ重視でFIFINEを使っている方も多いですね。

決して安い買い物ではないですが、Webカメラよりはお求めやすいので、ぜひ試してほしいです。驚くほど声がクリアになるので。

「自分に似合った服選び」を助ける新サービス

上記では「服装や化粧以外の身だしなみ」という観点でお話しましたが、やはり「相手に良い印象を与えるには、自分に似合った服を装う」ということも大切です。対面だろうと、オンラインだろうと。

僕自身、服選びには一定のこだわりがある(ビジョンや哲学が好きなファッションブランドしか買わない)ものの、ファッションに精通しているわけではないため、「自分に似合った服を選ぶ」ために必要な知識がなく、いつも「これでいいんだろうか…」と悩みながら結局無難な服ばかりを選んでしまう、というのが悩みでした。

そんな中、たまたま知人のSNSの投稿で知ったのがnewRパーソナル分析というサービスでした。

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洋服にはざっくり
「ハード⇔ソフト」
「リラックス⇔フォーマル」

の2軸がある中で、その中で自分の骨格や肌色的にどれが合うのかを教えてくれます、ぼくの場合はソフト✕リラックスが良いそう。

さらには僕にぴったりな色まで教えてくれるので、洋服選びの選択コストがめちゃ下がりました。

さらに後日、買おうかなーと思った服があった時、どちらの色を買ったら良いのかわからなかったので、何気なく尋ねたのです。

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(僕は基本、服の8割以上はファクトリエさんから買ってます)

そしたらなんと、ものの数時間でこんなもの👇を作って送ってくださったんです!w

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ジャケットの中でオススメのモノ・色を選んでくれただけでなく、ファクトリエの他の製品の中でもオススメのものをチョイスくださっていて、もう神かと。女神かと。

これに限らず、すでにもう3回くらいアドバイスをいただいていて、今日はZoomで「SサイズとMサイズどっちが似合うか?」を助言いただいていました。笑

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S・Mどっちが似合うかなんて、実際に着てみないとわからないので、2着とも購入して似合う方だけ買って、そうじゃなかった方を返品しては?とアドバイスいただき、そうさせてもらったのです。お店に行けばできるけど、なかなかEC+自宅だとできないことなので、めちゃありがたい。

このnewRパーソナル分析というサービスは9月下旬にリリース予定、とのこと。9月下旬ってことは、来週にはお披露目されるのかな??

ということで、気になる人は👇のnoteをフォローいただけると良さそうです🙌

「会えない時代」にだって、自己表現としての装いはもちろん、身だしなみとしての装いは変わらず大切。「装う力」を味方につけていきたいものです!

今週も一週間、お疲れさまでした!

#日経COMEMO #会えない時代になぜ装う

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