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中国の教育熱心な両親は疲弊気味?オンライン教育拡大の余地は十分

かつて中国では、最も家計を圧迫するのは、教育と病人である、と言われていた。しかし苦しいときでも、中国人は積極的な教育投資を継続した。

そして2018年、中国の大学進学率は、48.1%に上昇した。1978年は、わずか2.7%にすぎず、40年で18倍に増加したのである。同じ2018年、日本の大学進学率は57.9%である。1978年は30%台後半だった。40年で20%ほどの上昇だ。

そして中国の社会構造は根本的に変わった。高等教育の充実は改革開放の40年間、経済成長を支える柱だった。

現在では、学習塾に限らず、情操教育、お稽古ごとも盛んである。他人と同じことをしていてはいけない。某小学5年生に聞いた課外活動スケジュールは、驚異的なものだった。平日の放課後は毎日1~2課程、土日は3~4課程、入っている。たまに課程の修了に伴い、水曜日が空いたり、土曜日の午前が空いたりすることはあるという。国語、書道、英語、ピアノ、科学教室、水泳、アイスホッケーと何でもありだ。

両親にとって、一番大変なのは、送迎である。土日は送迎の間に、ファストフードに駆け込み食事をとるしかない。子供の受け渡しがスムーズに行かず、夫婦喧嘩の原因になることもしばしばだ。ここにオンライン教育の拡大のポテンシャルがある。音楽やスポーツを除けば、代替えできそうに見える。そういう親子に、業界が広告で強力に働きかけているのだ。

中国ネットは、オンライン教育の優位性として、1、豊富な教育情報や資源を利用できる。2、ネットの最新技術を利用できる、を上げている。何より、都市も農村も平等だ。

「好未来」「猿補導」「作業幇」の御三家の他に、「微教育」「淘宝同学」「百度教育」「網易公開課」「騰訊課堂」などIT大手系の名前も見える。個々のプラットフォームの盛衰はわからない。やがて集約が始まるだろう。それはともかく、まだ浸透率は10%である。当面、成長が続くのは間違いない。

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プラスチャイナ株式会社CEO / 中国スタートアップ専門メディア 36Kr Japan 顧問 / 23歳から10年中国滞在 / 上海で起業 / 日経COMEMO KOL / NewsPicks注目ピッカー
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