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リモートワークはもう語り尽くされたのか? あなたの組織が「コロナ第2波」への準備ができているかを考える投稿2本

日経COMEMOは、各界のリーダーたちのビジネス知見が集まるサイトです。「わからない」に触れるをテーマに、COMEMOに投稿された記事の中から、運営チームが選んだおすすめの投稿を毎回ご紹介しています。

今回のキーワードは「リモートワーク」です。すでに、各方面で「語り尽くされた」印象のあるテーマですが、実はまだまだ私たちが考える必要があることは残っています。

それに気づかせてくれる投稿2本をご紹介します。


■リモートで「俺は聞いていない」が多発する

1本目は、碇邦生さんの投稿です。碇さんは、リモートワークについて様々な懸念が言われているものの、学術的には「組織はリモートでも成果を出せる」ことを紹介。その上で、リモートで成果を出せる組織には具体的に3つの条件があると言っています。

碇さんの投稿の中で紹介されている、成果を出せる組織に必要な3つの論点を見てみると、リモートワークで組織が成果を出すためには、人間関係がフラットでありながらも、1人1人がプロフェッショナルとして責任感をもって仕事に臨んでいることが重要だとわかります。

そして、それができていない組織では、「俺は聞いていない」と言って怒る人、責任逃れする人、仕事を滞らせる人が多発しているのではないでしょうか。

再びコロナの感染拡大が起こり、組織が完全リモートを受け入れなければならなくなったとき、あなたの組織では「俺は聞いていない」が多発しないための対策と準備が、すでにできているでしょうか。

碇邦生さんのご紹介

大分大学経済学部で講師を務めている碇邦生さん。COMEMOには、組織マネジメントや人材育成、そして地方創生などの話題を投稿しています。時代の先を見据えながら、私たちに問題提起をしてくれています。


■未だリモートワークに「好き嫌い」を言う組織

さらにもう1本ご紹介したいのが、川端康夫さんの投稿です。川端さんもリモートワーク以外の働き方への退路を断つことで、組織として成果を上げることを考えていくべきだと言っています。

川端さんのこの投稿の面白いところは、冒頭の「リモートワーク以外の働き方が存在しない世界」を仮定する思考実験です。すると、今の私たちには「ビフォーコロナの働き方に戻る」という選択肢があることに気づきます。

しかし、大切なことは、その選択肢を諦めて捨ててしまうこと。

もしもそれ以外の選択肢がないならば、そもそもリモートワークで成果を上げられない組織は存続できず、ビジネスとして成立しなくなるだけです。

川端さんの言う通り、未だリモートワークに「好き嫌い」を言っていられる組織は、危機感がないのかもしれません。今回のコロナで学んだことを、今後組織として活かせる体制に変化できているかどうか、今一度考える必要があると思います。

川端康夫さんのご紹介

様々な企業やスタートアップのコンサルティングを手がけている川端康夫さんは、豊富な知見から幅広い分野についてCOMEMOに投稿しています。未来の社会の姿がどうなるのか、実際の景色が思い浮かぶような解説が魅力です。


お2人の投稿は、引き続き日経COMEMOでご覧いただけます。フォローはこちらからどうぞ。日経COMEMOは、各界のリーダーたちのビジネス知見が集まるサイトです。さらに詳しく知りたい方は、こちらのコンセプトムービーをご覧ください。

今回ご紹介した2本の記事は、日経COMEMOが日本経済新聞との連動企画として定期開催している「テーマ企画」への投稿でした。今回のお題は「リモートワークで成果を出す組織とは」でした。「テーマ企画」への投稿の一部は、日本経済新聞朝刊「COMEMOの論点」および日経COMEMO公式note(デスクによるまとめ記事)にも掲載されます。

日経COMEMO運営チームでは、今後も皆さんに読んでもらいたいおすすめ投稿をご紹介していきます。さらに、運営チームによる「日経COMEMO公式note」では、キーオピニオンリーダーへのインタビューやテーマ企画も開催していますので、ぜひフォローしてご覧ください。


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