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「人間の99%バカ」説を有効活用 〜新日本プロレス 矢野通選手から学ぶセルフプロデュース術〜

異色のプロレスラーから次世代のビジネスパーソンに必須なスキルを学ぶ!

プロレスラーであり経営者であり敏腕プロデューサーである矢野通選手から「セルフプロデュース術」「社会での処世術」などなど、これからのビジネスパーソンに必要なスキルを学び取ることを目的にした連載です!

以下連載本編▼

自分も相手もバカなんだから深く悩まない!

卑屈な精神を良しとし、社会の歯車として生き抜く決断をされた読者諸君に捧げる第4弾。ずばり「人間の99%はバカである。あなたも!そして私も!それを自覚せよ」である。

ザワザワ来ますね。イラッときますね。いいんです、いいんです!

対バカ相手に気張ることなんてない。考えの全てを汲み取ってもらおうなんぞ、考えるまでもない。自分こそ正解と信じて、気軽にアイディアを出せば良いという意味だ。

そのアイディアとやらが湧かないんだよね、なんて深く悩まない。酒の席や、電車の中で急にやって来たネタの神なんかを、ちょちょっとメモしておく。どうでもいい妄想や、笑い話、苦労話は1日に1つくらいはあるだろう。どんなとりとめもないネタでも、古酒のように寝かせておくうちにアイディアに昇華されていたりする。

「Y・T・R!V・T・R!」は自己分析から産まれた!

例えば、某スターレスラー集大成DVDの陰でひっそりと、半ば強引に制作した矢野通10周年記念のDVD。華のあるスターやレジェンド達の集大成DVDは、選りすぐりの名試合にインタビューなど、レスラー人生そのものであり、歴史として残すべき財産でもある。

だが、矢野通の集大成DVDもそれでいいのか?買う人はいるのか?私への期待のベクトルは違うと感じていた。まずは、過去の小ネタを探ってみる。今の自分のポジションを分析してみる。こうして生まれたのが、人気DVDシリーズ「Y・T・R!V・T・R!」である。

内容は「荒川遊園と駄菓子屋で邪道・外道をおもてなし」。下町育ちの私が、地元のゆる~い遊園地で諸先輩とブラブラしただけ。「レスラー×遊園地」の意外さが視聴者にウケたのか、周りの予想に反して、まさかのスマッシュヒット!

よし、11周年でもDVD出してやろう!最近ハゲが気になるから、ハゲ診断全公開しよう!学園モノで石井さんに学ラン着せちゃおう!サンリオではしゃぐ気味の悪いレスラーを見せちゃおう!ビールうまいな、工場見学に行こう!

アイディア全てが、とりとめもないネタの集合体である。

「Y・T・R!V・T・R!」は調子に乗って、現在、第7弾まで続くドル箱シリーズとなっている。笑い草なのは、7作全てが某通販サイトで、販売ジャンルがまさかの「お笑い」であることだ。

地道な情報収集がバカの常識を打ち破る閃きに変わる!?

世の中の常識は99%のバカによって形成されている。その常識とやらが、1%の閃きや天才的アイディアを潰しにかかってくる。99%側の常識にどっぷり浸かっていると、斬新なものを生み出したいはずなのに、過去の事例に足を引っ張られる。

だが、その常識やら慣例やらの水門を突破した時に、はじめて1%側の人間になれる。

1%側の人間になるためには、日常に転がるアイディアは全て拾っておく、という地味な作業が不可欠であるということを伝えたい。誰しもが1%側の人間になり得るチャンスがある、ということなのだ。

会社の上司が理解がなくてさー、とひとり酒を呷る日もある事だろう。

「あぁ、この人も99%側の人だからしょうがない」くらいの気持ちで接すれば、自分自身がラクになるし、心に余裕ができるはずだ。

余談ではあるが、エーブリエタース主催のBBQでは、肉奉行として肉を焼くかたわら、私が1%側の人間になるべく、虎視眈々と行っていることは「情報収集」である。リアルエゴサーチとも言えるこの行為、どこにでもアイディアは転がっているという持論に基づいて、ファンの話をこっそり聴いているのだ。これからも、99%側の参加者の皆様には私語を慎むことなく、ワイワイガヤガヤと楽しんでいただきたいものである。

連載一覧はコチラ▼

第1試合.自己紹介とこの連載の説明

第2試合.私の考える会社の大きな「歯車」論

第3試合.プロデュースの肝は「カッコつけちゃう」からの脱脚

第5試合:脚光を浴びる社員への拠り所のないジェラシーを味方につける術


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