フリーランスとスペシャリストの違い。どちらを強化したいのか?

政府は、「働き方改革」として、さまざまなことを検討しています。そのことはとても良いと思います。

一方、人材市場を少し広い視点で見ると、人材不足の領域もあります。さきに、この問題に目を向ける必要があるのではないでしょうか。今は、民間企業がさまざまな可能性を探って、さまざまな領域でイノベーションをおこすべく、いろいろな取り組みを行っています。その中で、新しい知識や経験を持った人材が求められ、人の取り合いになっています。

日本は、人口が少ないのですから、このように民間の独自のプランで、経済成長をするのか、それとも国家として、どこかに注力するのも必要ではないでしょうか。

さらに、この記事でも「技術者」「デザイナー」などのフリーランスとありますが、今人材市場で求められているのは、その領域のスペシャリストではないでしょうか。そのスペシャリストについては、むしろ恒常的な人材不足から、賃金はあがっています。

政府の議論でも、このような事実にも目を向けて、議論して頂きたいものだとおもいます。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27093770Z10C18A2MM8000/

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本間 充 マーケティングサイエンスラボ所長/アビームコンサルティング顧問
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