中国は本当に米国債保有を減らすのか

中国は外貨準備で保有する米国債を圧縮するのだろうか。

中国による米国債の保有状況は、米財務省の統計からうかがうことができる。それによると、中国の米国債保有額は昨年8月の1兆2005億㌦をピークに、9月、10月とその水準をわずかながら下回った(10月末の保有額は1兆1892億㌦)。

その間に米国債の保有を増やしたのはベルギーで、8月末の969億㌦が10月末には1160億㌦に。ベルギーは国際的な証券の決済機関であるユーロクリアがある。中国が自身の保有する米国債の一部をユーロクリアに移したとすれば、この2つの動き(中国自身の保有減とベルギーの保有増)は辻褄が合う。

米国による保護主義的な圧力に対抗するため、中国がこれからもっと米国債カードを使っていく場合、米国債の保有場所の移転はひとつの注目点になる。

http://ticdata.treasury.gov/Publish/mfh.txt

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