見出し画像

理想のスマートホームにするために第二種電気工事士の資格が必要になった話

子どもの頃、寝る前にベッドの中でうだうだ本を読むのが好きでした。

だんだん眠気が強くなって、ベッドから出て壁の照明スイッチを消しにいくたびに、「布団の中から照明を消せればいいのにな」と何度思ったことか。

最近は、スマートスピーカーと家電が繋がる時代になって、事前にセットアップさえしておけば、スマートスピーカーに「電気消して」と話しかけるだけで照明を消すことができるようになりました。

我が家では、リモコンで操作できる照明をスマートリモコン「NatureRemo」で操作できるように設定し、スマートリモコンをスマートスピーカーと連携することで、スマートスピーカーに話しかけるだけで照明が操作できるようにしています。

スクリーンショット 2021-05-19 10.55.09

こうして照明をスマート化しておくと、スマホのGPS情報を利用して、家に近づいたら照明がつく、家から離れたら照明が消えるといった操作も可能になり、とても便利です。

いい時代になったなあ。

家の電気をすべて自動化したい

寝室の照明のスマート化で少し生活が便利になったことに味をしめ「家の電気をすべて自動化したい」と思うようになりました。

各部屋の照明はスマートリモコンで操作できるようにして、廊下やトイレを人感センサーでオンオフできる照明に変えると、気を抜くとうっかりやってしまう電気の消し忘れも根絶できて、さぞかし便利なんだろうなあ。(※妄想)

家の照明をスマート化する方法は何通りかあります。
具体的にわたしが検討したのは以下の方法です。

リモコンで操作できるシーリングライトを購入し、スマートリモコンから操作できるようにする

これが一番手頃にできそう!なので、我が家では対応できるところはこの方法で対応しています。

しかし、一般的な引っ掛けシーリングではない場合は、リモコン操作できるライトの流通がかなり少なくなるので、別の方法を検討する必要ありそうです。

画像2

Wi-Fi経由でインターネットに繋がるスマート電球を使う

これも電球を交換するだけなので、手軽で良さそうな方法です。照明器具がメジャーなソケット(E26やE17)であれば、この手法で導入すべきでしょう。

メジャーなスマート電球である Philips Hue は E26 に加え、最近は E17 にも対応していますし、IKEA でも E26、E17、GU10 に対応したものが販売されています。

数年前まで E26 にしか対応していなかったのに、進化が早いです……!
だいたいの場合はここまででどうにかなりそうですね。

指ロボットを使う

指ロボットとは、スイッチを押すためのスマート家電です。SwitchBotが有名ですね。

遠隔でお風呂のボタンを押すなどの用途で便利に活躍している指ロボットですが、照明で使う場合は少し注意が必要です。

確かに、ロッカスイッチ(シーソーのような形状のスイッチ)の場合は、アプリケーションからオン・オフを判別できるため、スマート電球と同じような感覚で使えそうです。

画像3

ロッカスイッチに取り付ける場合。(引用:SwitchBot公式Webサイト

が、最近増えてきた押しボタン型のスイッチ(一度押したらオン、もう一度押したらオフになるスイッチ)の場合、オン・オフをアプリケーションで判別できないため、遠隔から操作しようにも今照明が点いているのか消えているのか知るすべがなく、あまり便利に活用できません。

押しボタン式スイッチは、スイッチの面積が大きく誰でも押しやすいバリアフリーなスイッチなのですが、これがスマート化の障害になるとは……。

画像4

我が家のスイッチは押しボタン式でした

リモコンで操作できる壁スイッチを電気工事で取り付ける

最後の砦的手段。電気工事でリモコン操作できる壁スイッチをとりつけ、スマートリモコンから操作できるようにします。

いろいろ検討した結果、我が家ではこの方法でしかスマート化できなさそうです。というのも、今使われている照明これなんですよね。リモコンなし、LED交換不可……

画像6

壁スイッチをこういうのに取り替えたいと計画しています。このスイッチを自分で取り付けるためには、第二種電気工事士の資格が必要です。

リモコン操作可能な壁スイッチ

人感センサに対応した壁スイッチ

第二種電気工事士資格試験を受験する

電気工事をするために、第二種電気工事士の資格試験に臨むことにしました。
試験は年2回行われており、例年、上期試験は5月下旬に筆記試験で、7月中旬に技能試験、下期試験は10月上旬に筆記試験で、12月中旬に技能試験が行われます。

「受けてみたい!」という方は、詳しい募集日程・試験日程は、公式サイトをを参照してください。

第二種電気工事士は、一般住宅や店舗などのコンセントやエアコンの設置といった電気工事を行うことが可能になる資格です。仕事で使う人だけではなく、私のようなDIY好きも取得することがあるそう。

取り付けたい照明に合わせてソケットを交換したり、壁スイッチを好みのものに交換したり、コンセントをUSB-A端子に対応させてみたりできるようになるのは、控えめにもすっごく楽しそうですよね……。

わたしは筆記試験が今月末(!)ということで、最近は勉強に励んでいます。

とある講座に参加して3日間ザッと学習して、スキマ時間で「俺の電工2種」というiOSでリリースされている神アプリに取り組んでいます。

便利な生活のために逆に苦労しているような気がしないでもないですが、「怠惰な生活が送りたい」という私利私欲のための試験勉強は、学生時代よりはぐんと捗ります……!

勉強頑張ります!受かりますように!

画像5

■ 関連ニュース

本記事は、日経MJでの連載『デジもじゃ通信』と連動した記事になります。月に一度続けさせていただいたこの連載も、今月で終了となります。読んでくださっていた読者のみなさま、どうもありがとうございました。
この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
池澤 あやか

いただいたサポートは次の企みのための資金として大切に使わせていただきます。ありがとうございます。

ありがとうございます!励みになります。
94
ソフトウェアエンジニア、ときどきタレントです。テクノロジーとガジェットとDIYが好き。