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多くの社会人が自宅にPCを持ち込む時代に

 みなさんは、テレワークをしていますか。私は、確かにこの1年間で、主要勤務方法は、テレワークに変わった。テレワークにも慣れて、リアルの場所での会議と異なる生産性の向上も、得られるようになってきた。

 経営者の中には、テレワークから出勤に変えたい方もいるだろうが、今後も「テレワーク」と「出社勤務」のそれぞれのメリットを生かして、日本の労働生産性の向上を図ることが、とても重要なテーマだろう。

  ところで、このテレワークで普及したものがある。それは、自宅のパソコン(PC)普及である。テレワークには、パソコンが必要であり、結果自宅でのパソコン利用率が高くなった。

そのパソコンで、プログラムできるのご存知ですか?

 ところで、そのパソコンで、コンピューター・プログラミングができるのはご存じだろうか。以前であれば、コンピューター・プログラムは、大変お金のかかるものだった。私は、今から30年以上前に、Pascal言語、C言語、Fortran言語を自分で勉強したが、当時はこのような言語をパソコンで動かすためには、20万円程度のソフトを購入する必要があった。

  今、プログラマーに人気のプログラミング言語の1位は、Python(パイソン)という言語である。この言語も、Pythonの公式サイト から、ソフトをダウンロードすることも可能だし、日本語で「WindowsでPython」などと検索すれば、Pythonのインストール(導入)方法も日本語で調べられる。

 Pythonに限らず、多くのプログラミング言語は、ほとんど無料で使える。このことは、意外とプログラマー以外は知らないかもしれない。それくらい、現在はプログラミングの勉強や利用へのハードルは下がっているのである。

プログラミングは、理系のものではない

 このプログラミング、理系や技術者だけのものではない。文系のあなたでも、勉強すると、コンピューターを使うということの本質が理解できるはずだ。

 コンピューターは指示されたことしかできないこと。コンピューターは、単純作業が得意なこと。そして、コンピューターや、その指示を止めるまで永遠に動作し続けること。このようなことを理解することは、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を考える、重要なカギになる。

 多くの「日曜プログラマー」は、プログラミングを専門職として行うわけではない。しかし、少しでもプログラミングを行うと、コンピューターやIT世界の理解が進むはずだ。ぜひ、これから多くの人が「日曜プログラマー」になって欲しい。

あなたのお子さんのプログラム教育も

 このような背景もあり、今では小学校でもプログラミングを教えている。

もし、お子さんがプログラミング授業を習っているようであれば、子供にプログラミングを教わっても良いだろう。それは、子供勉強にも、あなたの勉強にもなる。

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