自動収集不動産情報で月1250円を集めたローカルメディア
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スウェーデンのミットメディアは、自動生成コンテンツでデジタル有料購読者1000人を獲得した。
その手法は、不動産情報であった。
2017年末に同社がローンチした「ホームオーナーズボット(Homeowners Bot)」は、地元市場で売りに出されているすべての家に短文テキストをつけ、注目ポイント(たとえば、その年販売されたなかでもっとも高価であるなど)を紹介し、Googleストリートビューの写真を添付した記事を作成する。
週に480本の住宅関連記事があり、公開記事は3万4000本、購読料は月10ユーロ。
世の中にすでにある情報を編集という形で価値のある情報にした点、そして、ニュースも定義も拡大し住宅情報もニュースなのだと考えた点で、パブリッシャーは大いに参考にすべき例だと思う。
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広告をはじめとするマネタイズをやっています。スマートニュース株式会社。はてな副社長→kamado社長→ミクシィ取締役(買収に伴い)→スマートニュース執行役員。