メタバースが僕らの日常に浸透する日は来るのか?
メタバースとWeb3。いま最もホットなビジネストレンドである。
GAFAの一角を占めるFacebookが社名を「メタ」に変えるほど、社運をかけてメタバース事業に取り組んでいることからも、メタバース市場の熱狂が伺える。
かくいう筆者もメタバースに熱狂している人間の一人だ。Oculus Quest2は発売初日にゲットしてVRの世界にのめり込み、子どもたちと日夜フォートナイトに興じ、フルリモートで働く弊社ではバーチャルオフィスとしてGatherを活用している。
とはいえ、メタバースなるものが注目されたのはこの1〜2年の話なので、「メタバースとはなんぞや?」とピンとこない方も少なくないだろう。実際、メタバースの認知度はまだまだ低い。
メタバースに限ったことではないが、この手のビジネストレンドは記事を読んでも「よくわからない」というのが実情だ。百聞は一見にしかず。実際に体験してみないことには、その面白さを理解することは難しいだろう。
とはいえ、これまではメタバースを体験できる機会はゲームなど特定のエンタメに限られていたため、ゲームに興味がない人はなかなか接点がなかったのも事実。
そんな中、今朝の日経新聞で興味深いニュースを目にした。
「メタバースで野球観戦?!意味がわからない…!」という反応をされる方がほとんどだろう。正直、比較的メタバースに慣れ親しんでいる筆者ですら、全くイメージができない(笑)
バーチャル空間なので思う存分自由に風船を飛ばせたり、球場に来なくとも遠くにいる友人と一緒にライブ感を持って観戦を楽しめる、というのはメタバースならではのスポーツ観戦体験だろう。
とはいえ、本当に臨場感を感じたいなら球場に行って観戦するのがやはりベストだろうし、単に遠隔で試合観戦がしたい、ということであればDAZNでの視聴に軍配が上がる。
とはいえ、やはり百聞は一見にしかず。実際に「メタバース観戦」を体験せずにアレコレ批判的に見ても仕方がない。今後は野球観戦に限らず、サッカーやラグビーなどほかのスポーツ観戦にも展開されるだろうし、音楽ライブや演劇など、ほかのエンタメ領域にもメタバースの活用がどんどん広がることだろう。
果たして、VRを含めメタバースが我々の日常生活に浸透する日は来るのか。
上記の指摘の通り、メタバース(特にVR)はハードウェアの普及と表裏一体の側面がある。
メタバース=VRではないが、メタバース空間の真価を体験する上でもっとも有用なのは「実際にVRを体験してみること」だと思う。
その上で、Oculus Quest2あらためMeta Quest2は最良のデバイスだ。
決して安い金額ではないので、本体を新品で買うのはなかなか気が引ける、という人でも、レンタルという手段があるので、ぜひお試ししてみてほしい。
今後、メタバースは一体どんな体験を我々の日常・非日常にもたらしてくれるのか。引き続き注視しつつ、これは!というものを見つけたらぜひ積極的に体験してみたいと思う。
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