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Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人? ~ 一言切り抜きfrom日経#87

先週5月22日、全国ICT首長協議会より依頼を受け、

1時間のセッションを行ってきました。


※ なんで、教育系かというと、こういうチームをやっているからです。

http://www.konnano-dodaro.jp/


さてさて、その講演タイトルは、こちら。

「正解がない時代なら、前代未聞をやろうよ。
 〜Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人?〜」

事務局のみなさんとメッセージを込めて、こうしました、

ってのと、講演を依頼されたら、タイトルをセンセーショナルにするのが

最近の趣味です。


来場者は150名くらいの、
全国の市長/町長/村長さんたち、そして教育長の方々。

まず、僕からは、
答えのない問題=クリエーティブテストを3問ほど出し、
全員にオンラインで回答してもらいました。

Q1、自己紹介してください。ただし10文字以内で。

Q2、1週間が8日に増えたら、その1日何をしますか?

   30文字以内で答えなさい。(当日はこの問は、見せただけ)

Q3、もしもあなたが外国人なら、なんという名前?
   名前と由来を答えてください。

要は、答えがない問題に慣れてもらいます。
面白い答え、ありました。
Q1で「1年2万5千キロ」という方。
バイクで走ってるそうです。GOOD Answer!


続いて、世界6カ国で育ったナージャより、常識を壊す体験を。

Q4、写真のこの人は誰でしょう?

中学時代、日本の学校でナージャは「シーザー」と
答えて、バツにされました。

日本では「カエサル」だと。ローマ人なのに。

それでバツされるのか?
まさかみなさんの地域ではバツにしてませんよね!?

とか。

Q5、虹は何色か?
Q6、太陽を塗り絵する時何色に塗るか?

これは最近、すごく売れている研修なので、中身は秘密にしますが、

来場者はいかに誰かが決めた常識に
自分が縛られていたか、
びっくりされていました。

一見硬めの会議なのに、この表情。(ヤッタネ!)


最後の締めとしては、

ICTの改革の事例を見ていると、
改善が多い。効率化、時短とか。
大変だと思いますが、
それはそれでとっととやっちゃいましょう。
その上で、先回りしたい。

教育界でよく言われる、
「現在の小学生の65%が、現時点で
 存在しない職種に就くことになる」という統計。
これも疑った方がいい。皆さんは見てきたのか?
僕の職業も、僕が小学生の時、なかった職業です。

海外からの概念の鵜呑み禁止。
海外事例の二匹目のドジョウ狙い禁止。
海外に追いつけ追い越せをそろそろやめましょう。

そして、自分たちに必要なことは何か? 
新しいモデルをちゃんと勇気を持って考えましょう。

正解はない。未来の答えは誰も知らない。

それって、各市町村から、教育で、
前代未聞のことやるチャンス。

大人こそ、答えのないことにチャレンジする、
主体的で、対話的で、深い学びをしているか?
そこが問われる。

勇気を持って、自分たちが信じる、
独自の進化をとげましょう。

日本にいま必要なのは、
前例なんかない、自分たちが信じることに、
勇気を持って取り組む
カッコイイ大人です。

Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人?

と、締めました。

さて、その話と同じセリフが、なんと同じ日、5月22日の日経朝刊にも載っていました。


大人が、「正解はない」と信じているとしたら、いいのですが、

現実は、そうじゃない。大人が正解が1つだと信じているから、

海外の鵜呑みとか多すぎる。ビジネス界も、教育界も、政策も。

だから、もう一度、みんなで問いかけたい。


「Are you 主体的で対話的な深い学びをしてる大人?」

と。


日経の記事全文はこちらです。

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