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「もうだいたい分かった」と錯覚しないために、定期的に一年生になる

早いもので、フリーランス生活4年目に突入しました。
初年度はもう何がなんだかわからなかった自営業としての生活。案件のご依頼があるたびにアドレナリンが出まくり、お見積書や請求書を発行するたびに「これで大丈夫かな?」とドキドキし、確定申告のわからなさにもがき苦しんでいた日々も、
数年やるとそれなりにこなれてきて、ある程度パターンが見えてくるようになりました。

「もうだいたい分かったから」と歩みを止めるのが一番怖い

ただ、やはりがむしゃらに日々を過ごせて成長が大きく体験が濃いのは、環境を変えた最初の1−2年ぐらいだなとも感じます。
大学進学で上京した最初の1年、会社に新卒入社した最初の1年、独立最初の1年。1年生はいつも新鮮だがわからないことだらけで、周囲にいろいろと助けと助言を拝み、やらかしてしまうことも多々なのですが、その分必死に日々を過ごして様々なことを吸収できる時期でもあります。
何事も慣れやダレが発生するとやはり成長が鈍化するので、特に卒業や異動の概念がない自営業者はいかに自ら変化を作り出していくかが重要に思えてきました。
自分が新参者で一年生の分野に定期的に参入すると必死にがんばれるからです。

不安に身を起き、変化をデザインする

今は海外での活動が自分にとってそうなので、手にした機会はがむしゃらにやりたいと思います。ままならぬ言語、高額な関税、何かと不安な輸送、企画書作るだけで一苦労、文化の違い……頭が痛くなるような不安因子はたくさんなのですが、その不安こそが大事な気がするからです。


また、今年は初めて自分主導で祝祭をしたり、クラウドファンディングを経由してコミュニティ型の作品制作をしたりする予定です。自分が予想できない範囲が多く、新たな知識を習得しないとヤバい分野に常に身をおいている方が、自分が楽しくいられるから。

自分にとっての「型」や「様式」、ルーティーンでこなせる部分があるのも効率的でよいのですが
ただ、それを繰り返していると緩やかに沈んでいく、緩慢な死であると感じるので、定期的に自分を初めての環境に放り込みつつ、ハッパをかけて生きていこうと思います。

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市原えつこ(メディアアーティスト)

メディアアーティスト、妄想インベンター。主な作品に喘ぐ大根「セクハラ・インタフェース」「デジタルシャーマンプロジェクト」(文化庁メディア芸術祭優秀賞、アルスエレクトロニカ栄誉賞)など。日経COMEMO KOL【公式web】http://etsuko-ichihara.com/

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