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世界大学ランキングが発表されて思うこと

世界大学ランキングが発表されたので、少し触れてみます。

東大が上位に入って良かったねと言うべきなのかは正直分かりませんが、
こうしたランキングをありがたがる気持ちも分からないでもないです。

世界にどんな大学があって、どんな強みがあるのか、どんな弱みがあるのかというのを横並びで比較できる点が便利なんです。
ちなみにこのQSランキングは以下のサイトで見ることができます。


私個人の癖なのですが、こうしたランキングを見るとどうしてもその評価方法が気になってしまいます。このQSのランキングではどのような評価指標となっているのかを軽く紹介してみたいと思います。
さて、このQSランキング作成には、以下の6つの指標が使用されています。
カッコ内の割合は、各指標の重み付けです。

1. Academic Reputation(40%):学界からの評判
2. Employer Reputation(10%):企業からの評判
3. Faculty/Student Ratio(20%):教員/学生の比率
4. Citations per faculty(20%):教員一人当たりの被引用数
5. International Faculty Ratio(5%):外国人教員の比率
6. International Student Ratio(5%):外国人留学生の比率

上記の中で定量的と言えるのは、3番から6番の指標です。
各大学が申告する教員数や学生数を元に算出されています。
4番の論文の被引用数についてはエルゼビア社のスコーパスと言う論文データベースの情報を元にしています。
そして、1番と2番はアンケートによる評判の調査です。

その他の国際的な大学ランキングには、
THE世界大学ランキング
世界大学学術ランキング(ARWU)
CWUR世界大学ランキング(CWUR)
など色々あるんです。

それぞれのランキングにはそれぞれの考え方(指標の種類、重み付けなど)があり、そのどれもが正しいとか間違っているとかではないものの、各種世界大学ランキングにはさまざまな課題を内包していると言えます。

課題というのは、簡単に言うとその指標でいいのか?と言うこと。
世の様々な指標というもの全てにおいて同じような課題があります。。。
全く当たり前の話なのですが、何らかの理由で横並びで比較検討をしたいことは多くあるので、指標はとても大切なんですよね。

ただ、そもそも論としてランキングなり指標なりを利用する時に立ち戻りたいのは、なぜそれを使う必要があるのかということだと思っています。
なのでこうしたランキングを見てどうしたいのか、と言うそもそも論を各大学がしっかりと持っている必要があるとは思います。
極論ですが、各種ランキングなどで課題や問題として捉えられた点があるとしても、その点についてよりも他の課題があると言い切れるくらい自大学を深く理解している状況が一番望ましいのかなと思います。

それでも、これらをありがたがる人たちがいるので、
(それらしく見える)世界大学ランキングが一人歩きしてしまうような状況もあるのかなぁと個人的には感じています。

まあ、こうしたランキングは政府の人、企業の人、大学の人、受験生、日本の人、世界の人などの色々な立場の人が色々な視点で見るものなので、
そこには必ず賛否両論あるのだと思います。

こうして私も気になっているわけですから、
術中にはまっているのかもしれません。。。

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黒坂宗久(黒坂図書館代表)

74年神奈川生まれ。子供時代に科学雑誌「Newton」を読み、宇宙飛行士を志す(963人から230人に残るが落選)。日米で免疫学を研究、製薬企業5年、トムソン・ロイターで5年勤務。現在は製薬会社にデータを提供する仕事。サイエンスの気になるニュースも発信します!

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