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3月8日の国際女性デーに向けて、女性が集まってみたよ。

G1サミットの興奮冷めやらぬというのに、今朝はまた、NewsPicksさんの「国際女性デー」に向けた女性の朝食MTGからスタート。メディアやそれぞれの分野で活躍するキラキラした女性たち約30人が大集合。もうまぶしくて目が空けられませんでしたわ(笑)(←単に朝だから目が開かなかったとも言います)
無理くりスケジュール調整して参加した理由の一つは、エネルギーの分野には女性が少ないので出会える機会を大事にしたかったこと。エネルギーや温暖化について女性にもっと関心を持っていただきたいというのが、私の切なる願い。
もう一つは、国際女性デーと言ったときに、日本の女性活躍推進という視点だけでなくて、途上国の女性たちにも思いを馳せる機会であってほしいなと思ったことです。国連の気候変動の会議(COP)には、ジェンダーの問題に取り組むNGOなども参加しています。私自身が初めてCOPに参加した10年ほど前、なぜジェンダーの問題が気候変動の会議と関係があるのか、お恥ずかしながら全く分かりませんでした。当時の上司が、途上国では水くみや調理は女性の仕事であること、気候変動で水くみ場が無くなったり遠くなったりすると、苦労するのは女性であり、そうした家事の負担が増えることで教育の機会も失ってしまったりすることを教えてくださいました。

では、温暖化の敵だからと、石炭火力を廃止すればよいかというと、そうした女性たちに大きな健康被害を与えているのは、屋内での薪や牛糞など「伝統的バイオマス」と呼ばれる燃料で調理などをすることによる「すす」を吸い込むこと。それを電気で代替することができれば屋内大気汚染による健康被害は防ぐことができるわけです。(もちろん石炭火力発電所による大気汚染はありますが、屋内のブラックカーボンとは密度が全然違う)。薪や牛糞などの代わりに再生可能エネルギーを、となればよいのでしょうが、コストの問題やそれだけでは限界があるのも事実。

あぁ、あっちを立てるとこっちが立たない。気候変動問題というのは難しい問題だなぁと思ったのですが、いま言われているSDGsってまさにそういうことだと思う訳です。

自分自身、普段は女性だと意識することもあまりなく過ごしていますが、今年の3月8日は少し意識してみようかな。あなたはどんな「国際女性デー」を過ごされますか?

慣れない自撮りをするとなぜか口があいてしまう・・。




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