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【人間の可能性を最大化する、脳科学と音楽】

脳科学がビジネスに応用されている例は少ない。

だが、脳科学はビジネスとして未開拓の分野であり、今後はAIブームに代わり、ビジネスへの応用がされるのではないかと私は期待している。

そんな中、脳科学により音感をトレーニングする技術開発に取り組んでいる株式会社neumo代表取締役 若林龍成さんにお話を伺う機会を頂いた。

今回は脳科学を応用する事により、どのような未来を描いているのかお聞きしました。

池田
「そもそも、脳科学に目覚めたきっかけはございますか?」

若林さん
脳科学は、ブルーオーシャンだと思ったからです。
凄い色んな事がわかるようになって来ているし、まだまだわからない事がたくさんある。
わかっている事はあるけど、わからない事だらけの世界に魅力を感じました。」

池田
「現在、脳科学を用いて音感のトレーニング技術の開発をされていると聞きました。何故音楽に着目されたのですか?」

若林さん
「実は数年前から北京大で毎年講演をするようになったのですが、中国語は文法学ぶのが難しいと思いました。だから講演前に3週間かけて中国語のスピーチを暗記して、講演をするようになりました。

そして気づいたのが、中国をやり始めたら、音がわかるようになった事です!
自分の世界が広がったように感じました。
取得した言語により、その人特有の音の捉え方になる、聴こえ方も感じ方も異なると気づきました。

現状、自分の聴こえている範囲で聞こえるのが楽しいと思っている人が多いと思うのですよね。
だけど、もっと音の聴こえる範囲が広くなったら人生が面白いのではなないかなと思いました。

そこで、音の違いがわかるように、ニューロサイエンスの技術を作り始めました。
音の細かい違いがわかるようになる技術です。
ニューロサイエンスと音で人類をアップデートしたいなと思うようになりました。」


池田
音感は鍛えられるのでしょうか?

若林さん
「音感は、短い期間のトレーニングで鍛えられます。
また、音感を鍛える事は教育にも繋がると思っております。
外国語も音楽経験者の方が、発音、音の捉え方が優れている事が多いですね。

私は、基礎的な能力として大事なものは、音楽と数学だと思っています。
ですが、教育で疎かにされがちなのが現状です。もっと音楽を教育として取り組んでいく事によって、人間の可能性は大きく開けるのではないかと思う。」

若林さん
「今は、AIに関する話題が増えてきましたが、
今人間がやっている事は、AIに置き換わっていく事も多いのだろうと思いました。AIが目指すところは、スーパーヒューマンだと思います。

だけど、私は人間は出来ないところがあるからこそ、その分喜びがあるのではないかと思っております。
人それぞれ、個性があり、幅がある中でこそ互いに補いながら社会が成立していると思います。
そこで私は、『人間の可能性』は最大化できないかなと考えました。」

池田
「具体的にはどのように『人間の可能性』を最大化しようと考えられたのですか?」

若林さん
「私は『人間の可能性』を最大化する上で大切なのは、感性だと思いました。
人間性とは何か
最後に残るものとは何かと考えたとき、
人間らしさとは、感性、美しいと感じる力ではないかと思いました。」

池田
感性が豊かになる事でどのような未来を描いているのですか?」

若林さん
「私は、人間が感性を豊かになる事で『今を感じられる』ようになると思っております。
『今を感じられるか』が幸せに繋がると思っています。

例えば、踊っている時に、踊りが終わった後の事は考えないですよね。
瞬間瞬間を味わいながら、感じながら楽しんでいると思うのです。

感性が豊かになって、いいこともわるいこともあると思いますが、
その瞬間瞬間をより深く感じられるようになることは、充実した人生をおくることに繋がるのではないかと思います。」


池田
今を大切にするという事が人間の幸せには必要なのですね。」

若林さん
「つい、目的や数年後どうなっていたいなどと、今を疎かにしてしまいます
『本当は今どう過ごしたいか』 が大事ではないかと思います。」

池田
「日々どう生きるか、は実は見過ごされているが大事な事ですね。
感性を高める事によって、目的やゴールにとらわれずに生きる事は、今の変化の激しい社会において必要ですね。

今後の展開はどのように考えられていますか?」

若林さん
「ニューロサイエンスを通して、人間をより深く理解したいと思っております。
音とニューロサイエンスが好きなので、それを続けたい。その状態が続くのが理想です。」


<最後に>
AIが発展していく中で、既存の仕事はAIに置き換わっていく。
そんな中、人間の可能性を最大化するために出来る事は何か。それは感性を高める事だ
「感性」は人間らしさの根幹であり、それらは脳科学により高める事ができる

脳科学もまだまだビジネスとして未開拓な分野であり、今後研究結果が実社会で応用されていくだろう。若林さんが取り組まれている「脳科学により音感をトレーニングする技術」は、脳科学がビジネスとして応用される数少ない試みだろう。

AIがディープラーニング技術により、画像診断など実用面で飛躍していくなか、
今後脳科学が、「人間の可能性」を高めていき、人間が取り組むべきことは何か、より明らかになっていくだろう。
脳科学により、社会がどう変わっていくのか、注目していきたい。


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