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「リスキリング」のスキルそのもの/これからの新しい働き方【日経朝刊連動】#ベテラン社員に学んでほしいスキル 投稿まとめ

日経COMEMOスタッフの山田です。こんにちは。月2回掲載の日経朝刊「働き方イノベーション」面との連携企画、今回は皆さんからいただいた投稿をご紹介いたします。


こちら10/25(月)日経新聞朝刊の記事です


こちらは10/25(月)日経朝刊記事です。「働きがいはなんですか」シリーズ、4回目のテーマは、ベテラン社員のリスキリングです。

企業でシニア人材の意欲の低下を防ぎ、働きがいを引き出すための模索が始まりました。東京海上日動火災保険は人手不足の地方拠点などにシニアを配属。電通は独立を支援します。記事は、カギとなるのはシニアが周囲に必要とされ続ける居場所づくりとリスキリング(学び直し)だと指摘します。

「この事故だったらこの過失割合ね」「法律の規定も調べてみましょう」。青森県八戸市にある東京海上の八戸損害サービス課。25人ほどの職場の知恵袋役として頼りにされているのが辻村吉三江さん(63)だ。2021年4月から八戸に勤務し、若手に事故査定のノウハウを教える。「入社後で一番、必要とされている実感がある」と笑う。

日経COMEMOで投稿を募りました「#ベテラン社員に学んでほしいスキル」


日経COMEMOではこれに関連して、#ベテラン社員に学んでほしいスキル、について意見募集しました。

シニアがリスキリングする場合、どのような内容が求められていると思いますか。どんなスキルを学べば、会社にとって有益で、本人にとっても仕事のやりがいにつながると思いますか。
「パソコンスキル」など、具体的なスキル内容を挙げていただいても、または「こんな仕事に役立つスキル」といった形式でも結構です。
あなたの会社にいるベテラン社員を頭に思い浮かべて、求められているリスキリングについてご投稿ください。

こちらは日経朝刊でご紹介した投稿です


今回は皆さんからいただいた投稿のうち、10/25付の働き方イノベーション面では、 後藤宗明さん、川端康夫さんのご意見を紹介しています。

後藤宗明さんは「ベテラン社員にはこれまで学んだ知識や既存の価値観を意識的に捨て去り、新たに学び直す『アンラーニング』が必要だ」と訴えます。それには居心地の悪い状態に慣れることが重要といいます。後藤さん自身も「新しいハードウエア製品の設定など面倒なプロセスそのものが自分自身のリスキリングになっていると思い込んで対処している」と振り返る一方、経営層には「中高年のベテラン社員が築いてきた熟練スキルを大切な資産としてとらえ、そこに必要なリスキリングを加えて効果的に資産管理すべきだ」と主張しています。

川端康夫さんは「ベテラン社員が身につけるべきスキルはこれからの新しい働き方だ」と話します。ベテラン社員は上司の立場にいることが多く、高いポテンシャルを秘めた部下や若い世代の能力を十分に引き出すには、自らテレワークや在宅勤務を実践して働きやすい職場環境を整えることが重要とみます。ベテランが不得手とされるIT(情報技術)スキルについては「最低限のレベルは必要だが、時代の変化とともに陳腐化が速い」と指摘していました。

このほかにも、多くの投稿をいただきました。「リスキリング」とか「アンラーニング」という言葉、最近よく耳にするようになりましたね。いただきました投稿、シニア社員の1人として、すべて熟読させていただきました。なかでも最近、新しいチャレンジが少なくなっている身としては、「自らの変革に成功したいのであれば、その違和感にコミットし、まず慣れる必要がある」(後藤さん)、「リスキリングでいちばん大切なのは、学ばざるを得ない環境に身を置いてみること 」(西村さん)というご指摘、耳が痛いと感じてしまいました。みなさんのご投稿、以下、ご紹介します。

いつも投稿企画にご参加いただきありがとうございます。

次回テーマもちかく意見募集しますので、こちらもよろしくお願いします!


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寄せられた投稿は、私たち日経COMEMOスタッフがすべて拝見しています。皆様のチャレンジをお待ちしております。

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