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アパ社長カレーに学び、防災グッズ市場とノベルティ市場を統合したら社会は良くなるのではないか?
昨日にTwitterでアパ社長カレーが話題になっていました。
ちなみにこのアパ社長カレーだけど、アパ社長シリーズの一貫した目的は「備蓄用食料の非常食品」で、水やラーメン、せんべいもその目的で作られているそう。
— 辰井裕紀 (@pega3) October 12, 2019
物流が途絶えた際の防災備蓄として宿泊客の生命を守るためにあるらしく、だからアパ社長カレーも常温保存で2年持つとか https://t.co/26nOgJeS9W
APAホテルの公式サイトを調べてみると、会社側の公式発言としても防災目的でAPA社長カレーを活用していることが書かれています。
公式サイトに書かれていること要約
・販売開始2011年4月東日本大震災後→復興支援に協力
・常温保存で2年間→防災備蓄→災害時に宿泊客の命を守ることが目的
・アパホテル発祥の地、金沢カレーをイメージ
何て素晴らしい取り組み!
今まで、ダサいとか言って申し訳ありません・・・!
今回の台風19号を振り返ってみる
今回の台風19号にて、直前となりスーパーやコンビニから水や食料がなくなりました。
みんな慌てて食料を買い込んだわけですね。
自分も、カロリーメイトと水を金曜日に買い込み、水道や備えました。
ふと思いました。
そういえば、自宅に防災グッズも貯蓄している食料がないなと。
災害がくるとわかった瞬間に、みんな爆買いをするということは、防災グッズは自宅に備わっていない人が多いのではないかと思いました。
防災グッズ市場を調べてみる
防災グッズの備蓄保有率って何%くらいだろう・・・と気になったので調べてみました。
下記の記事によると48.8%とのことです。
思っていたより少ない印象です。
自然災害が多い日本なので、もっと上げていかないとマズイですよね。
下記の記事にあるアンケート調査でも、日本の防災意識の低さが垣間見れます。
これは何か対策が必要そうです。
解決策はアパ社長カレーにある
ここでアパ社長カレーに立ち戻りましょう。
アパ社長カレーは、実は防災備蓄品として機能しています。
同時にノベルティー=企業の認知度を高めるためのツールとしても機能しています。
社会視点:防災備蓄品として災害時に人を守る
企業視点:認知拡大・広報効果
APA社長カレーは一種のノベルティです。
このノベルティが、災害が多い日本において、いざという時に備える防災用品として機能しているわけです。
先ほど、日本における防災備蓄保有率が低いという課題を出しました。
この課題はAPA社長カレーの発想で解決できるのではないでしょうか?
例
・世の中の会社の1%(40万社ほど)がノベルティを防災グッズにする
・展示会・イベントや年始の挨拶でノベルティ×防災グッズを配布する
これだけで、日本における防災備蓄保有率は上がり、災害時にコンビニやスーパーが混乱したり、食糧難に陥るリスクも少なくなるのではないでしょうか?
同じようなことはツイートしています。
企業がノベルティを防災グッズにすると、社会的にプラスになるのではないかと思っている
— 黒澤友貴/マーケティングトレース (@KurosawaTomoki) October 13, 2019
・防災大国の日本なので防災グッズは増えると良い
・すぐに捨てられない→環境に負荷少ない
・企業側としても長くブランド接点をつくれる
よくわからんボールペン配るより、企業視点でも社会視点でも有益なはず
SDGsというキーワードに注目が集まっているように、ビジネス、マーケティングの領域に「社会性」が求められてきています。
当たり前に配布されているノベルティも、社会性を軸に再定義がされても良いのではないかと思っています。
これ実現できないでしょうか?
もしご興味ある方いらっしゃれば作戦会議しましょう!
その他メモ
アパ社長カレーのお店があること知らなかった・・・