10代の黒歴史を開封することの心理セラピー効果
昨日、ライターとして活躍している大学の同級生から取材を受けていました。
同窓会的な懐かしさも手伝いこれまでメディアで話していなかったような10代の頃の黒歴史をベラベラと話してしまったのですが(公開が非常に怖い…)
10代の頃から一貫して自分の人生を振り返って話すことには不思議な心理的セラピー効果のようなものがあり、思考の奥底に溜まっていたモヤが晴れたような気持ちになりました。
十代のころの恥ずかしい日記を代わる代わる朗読するイギリス発「クリンジ・ナイト」
2011年頃の記事ですが、「10代の頃の恥ずかしい日記を朗読する」という地獄絵図のようなムーブメントも流行していたそう。あまりのヤバさに身もすくむ気持ちですが、確かにこういったアクティビティは心理療法的な効果があるなと感じます。
http://www.afpbb.com/articles/-/2785330
大人のコミュニケーションは「簡潔に、要件をまとめて」「お互いの利害に気を配りながら」「相手の時間を奪いすぎないように」が暗黙のルールとなっているフシがありますが、そういえば10代の頃はそういった発想自体が皆無だったな…と思い出しました。
大人は「無礼講」と言われても無意識に忖度してしまったりすることもありますが、10代の恥にまみれた日記は現在持っている社会的パワーを一時的に無にする破壊力があります(そして、プライドを捨て、恥をいとわないことが若さの本質なのかもしれません)「さよなら、おっさん」特集がなにかと波紋を広げておりますが、ビール片手に恥を捨て「おっさんでなかったころ」のフレッシュな記憶の生々しさや原体験に触れてみるのも良いかもしれません。
私の世代はブログやmixiや前略プロフィールあたりを紐解くといい感じの黒歴史がザクザクと発掘されてきます。
現在活躍しているクリエーターやビジネスマンたちの「黒歴史」を展示するイベントがあったりしたら人気出ませんかね…。
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