編み物と経営 またはニットの面白さと可能性
編むことで生まれる特徴
記事にて紹介されているニットのバッグは、その編み方により、縦に伸びず、横には伸びるという特徴があるそうです。バッグの使い勝手として、適した方向への伸縮性を持たせているとのこと。
友人が開発したニットのパッキング用品も、面白い特徴を持っています。中に格納するものに合わせて、どんな形にもぴったり包み込み、傷から守ります。ニット素材の特徴を活かして、伸縮性と、ひっかかりによって、ぴたっと止まり、勝手に梱包が解けることが少なくなっています。
解いて編み直すこと
編み物は、毛糸や綿糸などの紐状の素材が、複雑に絡まっているように見えます。が、編まれたものは、綺麗に解くことができます。無秩序な絡まりではなく、秩序だった編みの状態だからこそ、狙い通りの効果を得ることができ、何度でも作り直すことができます。
上記には、次のように書かれています。
素材そのものを加工するのではなく、素材をそのままの状態で、関係性を変えることで、まったく新しい働きを生み出すことができる。
僕は今、経営について日々考えているのですが、そのヒントにもなりそうだと思いましたし、また、それ以外の様々な領域においても、何かヒントになりそうな気がします。