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この5年で得たスキル、失ったスキル #この5年で変化した働き方

今回募集されている日経COMEMOのテーマは、#この5年で変化した働き方

1年単位ではなく、3〜5年という少し長いスパンでの振り返りを行うと、時流が見えてきて、今後どう働いていけばよいのか指針が見えてくるかもしれない、というところに企画の意図があるそうです。

このコロナ禍の1年くらいで、働き方が大きく変わったという方も多いのではないでしょうか。わたしもそのひとりで、通勤からリモートワークへ、働き方が大きく変わりました。

では、5年というスパンで見てみるとどうでしょうか。この5年間で見ると、ひとりではなくチームで働くようになったのが、一番大きく働き方が変わったところかなあと感じています。

ひとり仕事でスキルの頭打ちを感じる

2016年、新卒3年目。

当時、大学を卒業し就職はせず、タレント活動をしながら、WordPressのテンプレート制作やプロトタイプアプリケーションの受託開発の仕事をしていました。

タレント活動がメイン収入源ではあったものの、その活動もソフトウェアエンジニアリングの知識があってこそのものだったので、受託開発の仕事に対して一番時間を投下していました。

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サイトの受託とか

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YouTubeのドラマを見ていたら、登場人物から電話がかかってくる実験的なプロトタイプアプリケーションをつくったり。

このころ、だいたいの仕事は、企画から実装、デプロイまで、ひとりないしは少人数で行っていたのですが、3年目くらいから自分の仕事スタイルについて悩むようになってきました。

理由はいろいろありますが、

・実装よりも企画のキモになるアイディア発案に時間をかけなくてはいけないこと(エンジニアじゃなくてPMっぽい仕事も増えた)
・実際に多くの方に使われるサービスを作ったことがないこと
・テストを書いたことがないこと
・ひとつのサービスを長く開発・保守・運用・改善したことがなかったこと
・自分の実力以上のものが作れないこと

あたりで悩んでいて、全体的に自分のソフトウェアエンジニアリング力の伸び悩みを感じていました。

チームで開発するようになる

そんな悩みを感じ始めた2017年頃からは、ひとりではなくチームでの開発を増やしていき、2018年にスタートアップの tsumug にジョインし、現在はチーム開発メインで働いています。

今まで野良で開発をしてきたわたしにとって、チーム開発に最適化された開発スタイルはとても新鮮でした。

tsumug社の開発では、自動化分業化責任の分散化が仕組みの中にきちんと組み込まれています。

具体的には、コード規約があって、siderで自動チェック、ブランチにpushするたびにCIツールがまわって、マスターブランチにマージする前にコードレビューが行われて、マージすると開発環境に自動デプロイされるというモダンな開発手法が導入されていました。

また、わたしはバックエンドエンジニアリングを集中してみていればよく、インフラエンジニアの方がAWSのチューニングをしてくれて、フロントエンジニアの方がフロントの実装をしてくれるなど、かなり分業も進んでいる印象でした。

自分でやっていた頃は、
コードレビューなんてなかったよ〜!
テストなんて書いてなかったよ〜!!
Git だってマスターブランチに直コミットでしたよ〜!
わ〜〜〜!!!

チームのいちメンバーとして開発を行う力はここ数年でとても伸びたと思います。

スキルを積み重ねて、この5年間で成長できたのか?

チームで開発する力は確かに伸びたと思います。

でも、5年前つくっていた小さなプロジェクトを思い出しては、作りたいものをゼロイチで作り上げる力は当時のほうがあったかもしれないな、と感じるのです。

「チームでのものづくりに特化してしまった今のわたしには、ひとりでなにかを作りきる力はあるのだろうか」と5年前とは対極にある悩みを抱える今日このごろです。

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池澤 あやか

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ソフトウェアエンジニア、ときどきタレントです。テクノロジーとガジェットとカレーが好き。