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意識的にアンテナを張っておきたい中国のこれから〜気になる2つの情報源

連日のようにファーウェイ、米中貿易摩擦のニュースがあふれる中で、流石にこれは何か大きな出来事に発展していくのではないか、と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。中国に関しては隣国ではあるものの、言語の問題もあり、現地発の情報になかなかアクセスする機会が少ないのでは、と自分のニュース消費のスタイルを振り返りながら感じます。

今起きていることの背景はどんなことがあって、今後どのように状況は推移していくのか、そんな時に自分にとっての羅針盤となるような情報源を持っておくことの重要性が高まっていると感じます。

そんな中、先日比較的静かに、さりげなくリリースされていた記事が気になりました。日本経済新聞社が中国スタートアップ情報サイトである「36kr」と提携するというものです。

リリースによると36krは中国発の情報を発信する2010年に設立されたテック系メディアで、世界中で1.5億人の読者を獲得、過去10万件の記事は配信され、従業員は昨年の時点で1,000人を超えるとのことです。更に昨年10月には1.44億ドルを調達し、シンガポールでベンチャーキャピタル・ファンドである「KrAsia」を設立し、積極的な投資も行っているようです[KrASIAのウェブサイト]。36kr Japanでは一日約15本ほどの記事が配信されているようです。今後意識的にチェックしてみたいと思います。

今回ご紹介したいもう一つの情報源はTechmemeというテック系ニュースをまとめた老舗サイトが独自にまとめた、中国をカバーしているテック系ジャーナリストのリストです(その他にも様々なトピック毎のジャーナリストのリストがまとめられています(一部有料)。

ロイター、テッククランチ、ブルームバーグ、ニューヨークタイムズ、フィナンシャル・タイムズの記者など、200名近くがリストアップされています。すべてをチェック出来るわけではないですが、実験的にTwitterのリストにまとめてみました。もしご興味ある方はぜひご参照ください。

Photo by chuttersnap on Unsplash

#COMEMO #NIKKEI

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