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オンライン中心のマネジメントでも心掛けていること(対 個人編)

以前、マネジメントに関わる身としてリモート環境下のオンライン中心のコミュニケーションの中、チームとどう向き合い運営していくかの視点で、下記のような記事を書きました。

今回はその続きとして、リモート環境下のオンライン中心のコミュニケーションの中で対個人にどう向き合っているか、マネジメントを受ける個人としての視点も入れつつ、心掛けていることを書いてみました。

前段(対個人マネジメントにおいても、チームマネジメントと変わらないこと)

前回のチームとどう向き合うかの視点で書いた内容は、個人と向き合う上でも変わらず重要なポイントがいくつもあると思っています。基本的にチームは個人の集合体であり、個人に向き合うことからしかチームへの成果には繋がりません。例えば、

「一日の始まりはちょっとした雑談から」の雑談をつうじた土台の関係性づくりからおこなうメンバー個人の今の状態把握や

「日報や週報、各種アクションにきちんと反応する」のメンバーが開示してくれる日報や週報、業務上のアクションに対してチャットやオンラインMTGなどの場で必ず反応、フィードバックすること

「目指すべきGOALやそこに至る道筋、必要なツールを見える化しておく」の自分達が今どこに向かって日々の活動をおこなっているのか、そういった情報を丁寧に見える化しておくこと

「定量的な事実と定性的な感情の両方を大切にする」のメンバー個人に起こっている事実をとらえ、その時の感情面を聴きだすこと。その上で定量と定性を行ったり来たりすること

などは、対個人のマネジメントに向き合う上でも重要で、道半ばながら自分自身も強く意識しています。

今ここ集中を支援する

前段に加え、リモート環境下でオンライン中心だからこそ考えておきたいのが、リモート×オンラインという常にPCやスマホを通じて個人がネットに繋がっているという事実。そこから「今ここ」へのフォーカスをどうつくっていくか。個人としても思い当たる節がある人もいるかもしれません。

家の中では自分一人(もしくは家族と自分)という、良い意味でも心理的安全性は確保された就業環境だからこそ、仕事中つい他のことに気を取られたり、スマホやPCを通じてSNSやアプリなどから業務以外の情報取得でついつい時間が過ぎてしまったり。

こういう環境下の中で仕事をしているからこそ(集中がそがれること自体が悪いわけではなく)、どう個人のミッションに集中し、夢中になれる状態を支援するかは重要です。メンバーが目指すべきGOAL=結果だけでなく、日々の積み上げ、出来る出来たを増やすことも支援していかなければなりません。

例えば、日報や週報で今日はどのような業務を遂行し(それは自身の目標にどう紐づいているか)、振り返って実際どうだったかをアウトプットの確認や1on1などを通じて、フィードバックする。マネジメントとしてそういった基本に忠実に個人に向き合う、そういったことがより重要になったと感じます。

管理するのではなく、目標を明確にして目標に対して夢中になれるよう一緒に並走する。メンバー自身が集中する環境を整えていくことはもちろんですが、マネジメントしても個人の集中を阻害する何かを把握し、共に解決していくことが求められています。

働き方の理想を支援し、その根っこにある暮らし方や生き方を見つめる

コロナ以前よりインターネットを通じて、働き方の選択肢はより多様になりました。その裏側にあるのは、個々人の暮らし方、生き方への希望といっても良いかもしれません。

家族や友人、地域との繋がりを感じながら、働くだけでない日々の暮らしを充実させたい。そういった想いをもって生きてきた人にとって、コロナはそれを加速させるものになるのかもしれません。

在宅で働く日が生まれることで通勤の時間は減り、生まれたばかりの子どもとの時間を感じながら仕事に向き合う、親の介護に向き合う、大好きな料理の時間に向き合う、生まれ育った地元に戻って地方の抱える課題に向き合う…。

これまでは働き方の土台になっていた暮らし方や生き方自体を個人が個々のバックグラウンドからも主体的に選べるようになり、「働く」と「暮らす」や「生きる」が重なっていく。そんな時代がきています。

マネジメントとして意識しなければならないのは、メンバーをただ会社の目標に向かわせるだけでなく、個人の中にある「暮らす」「生きる」の根っこをみつめ、「働く」の犠牲にするのではなく、「暮らす」「生きる」に繋がる働き方を必要に応じて支援していくことなのかもしれません。

自分だけでやりすぎない。縦・横・斜めをつくる

最近、マネジメントの中でもミドルマネジメント、経営と現場をつなぐマネジメントの役割が高まっていることを感じます。一方でマネジメントに対して、全知全能の神かのような何もかもを求めているように感じることもあります。

個人として常に意識しているのは、「マネジメントは役割」ということです。

ミッションビジョンにひもづく目標達成に向けて、経営陣や事業責任者と対話しながら適材適所に人をアサインすることをリクエストし、仕組みを整え、個人の成長を支援すること。それがマネジメントに求められる役割であると同時に、

メンバーに向き合う上でも、何でも自分一人でやろうとするのではなく、チームメンバーを上司を、他チームを頼っていかなければと思います。個々人の関係性にも相性、得意・不得意があり、自分一人でやるには限界があります。

そういった時に、縦・横・斜めで誰がそのメンバーとの相性がよく、成長を支援できるか考え、マネジメントしてその関わり方をデザインしてみる。自ら手離すこと(でも関わること)もまた、マネジメントの一つなのかもしれません。

これを読んでくださったマネジメントに関わる皆さんが大切にしていることや、マネジメントを受けるメンバーの皆さんが感じていることなど、ぜひ声を聞かせてください。

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大分県別府市出身。関西学院大学を卒業後、D2CとCookpadでのHRを経て現職。HRコミュニティ「人事ごった煮会」の発起人。さとなおラボ7期生。adtechtokyo 2020 公式スピーカー

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