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我以外、皆我師。 ~ 一言切り抜きfrom日経#150

たぶん、ゴールデンウィーク中の5月3日の、だったと思う。

日経朝刊、日曜日のNikkei Style、吉野家ホールディングス河村社長の回より一言切り抜き。

河村さん

バイトから、43歳で吉野家の社長になられた話は有名だと思うし、

「僕の青春時代の話は面白くないですよ。何かに打ち込んだことがほとんどないから」

と始まる若い頃の話はこのセリフと裏腹に面白いから、

その辺りは本文で読んでもらえばいいとして。この記事に書いてないことを書くために先にリンクを貼っておく。

河村さんとは、3年前の今頃、出会った。

50歳以下の飲食業界の社長の集まり、というのがあって、そこで僭越ながら、講師をさせてもらって、僕らの「電通Bチーム」の話やら、「アクティブラーニングこんなのどうだろう研究所」でやっている変な宿題を出させてもらったりした。

その中に、僕なんかが喋っているのに、一際姿勢が良く聞かれていて、メモも取りまくってらっしゃる方がいた。

それが河村さんだった。

だから、「我以外、皆我師」という言葉を日経に書かれたのも納得がいく。普段からそうされているのは、本当だから。


僕がやっている2カ国のお米をmixしたおむすびを作って、2カ国の人と国を結ぶ「United Rice Ball」の1回目、スペイン米x日本米にも来ていただいた。

http://united-rice-ball.com/

秘書もなく。ふらりと。お一人で。言われないと、フツーのお兄さんだとしか、みんな思わなかっただろう。謙虚。普通。気さく。フラットな感覚の若い社長っていいなってみんな思っただろう。

その時のスピーチも最高だった。

「みなさん4つのお洒落な(小さな)おむすびを食べられてよかったですね。でも、少しお腹がまだ満たされていないという方もいらっしゃると思います。そういう方には、ここの最寄り、四谷駅には、吉野家四谷店がありますので、是非そちらへお立ち寄りください。」と。

スペイン人含めて喝采だった。

その佇まい、謙虚さ、ユーモア、フラットさ、全て含めて、河村さんは、僕の人生の師匠の一人だ。

ちなみに、その河村さんに、オススメの吉野家の牛丼の食べ方も教わった。

・牛丼並を「つゆ抜き」で頼む。
・味噌汁と卵とおしんこも注文。
・牛丼に、おしんこを載せて、卵の黄身だけ乗せる。
・卵の白身は味噌汁に。
・お好みで、生姜と七味をかける。

バイトで毎日吉野家食べても大丈夫な、さっぱりした食べ方だそうです。

試してみましたが、これ、うまいですよ。

師匠から習った食べ方。お試しあれ。



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