成長戦略としての外国人受け入れを考える

東洋経済オンラインに寄稿させて頂きました。こと経済成長のことだけを考えれば、外国人受け入れは前向きに考えざるを得ない施策ではあります。しかし、今回の案には景気変動に応じて「人手不足じゃなくなったら出ていけ」という側面もあり、それが果たして潜在成長率底上げに資するのか?という疑義も残ります。現行の技能実習制度と合わせ、そういったコンセプト自体に改善の余地があるのは確かでしょう。

とはいえ機械化や効率化だけで乗り越えられるほど、今の日本の人口減ペースは甘いものではありません。それもまた、事実です。成長戦略としての外国人受け入れをどう読むか?はやはり日本経済を語る上で極めて本質的な問題でしょう。

極力、客観的な筆致に努めたつもりです。ご笑覧下さいますと幸いです。

https://toyokeizai.net/articles/-/225911

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