結局のところ、自由になるのは自分の「心」だけです。 ~ 一言切り抜きfrom日経#143
ちょうど1ヶ月頃前の日経新聞土曜日朝刊「なやみの扉」、石田衣良さんの回答より一言切抜き。
投稿された悩みは
「50歳。まじめに働いてきたものの昇進もできず、管理職にチャレンジしたがなれませんでした。同期や後輩に追い抜かれ焦燥感でいっぱいです。定年退職までにはまだ10年ほど残されています。今後どのようにサラリーマン生活を過ごすべきでしょうか?(東京都・50代・男性)」
回答の全文はこちらで読んでいただければ良いのですが、
この中から切り抜いていた一言がこちら。
そうだよなあ。他人の心をどうこうするのは難しい。自分の心しかどうにもならない。とは思ってみたものの。自分の心のコントロールもなかなか難しい。
「心」。
そう思った時に思い出したのは、心優しい知人である寺中さんのFacebookで見た写真。
送られてきた荷物の伝票に書いてあったそう。
その投稿はこちらだけど、心優しい人の周りに心優しい人が集まっているんだろう。心は繋がっていく。
心。コントロールするのは難しい。でも、お互いに心はつながり合っている。
そして昨日。違う「心」にまた出会った。
訳あって、松陰神社にお参りに。
その境内に貼られていた言葉。
心は。コントロールが難しいものであり、つながり合うものであり、そして1つにすることができるものである。
不思議なものだなあ。
行った理由の1つは、たまたま吉田松陰と高杉晋作について書かれた司馬遼太郎の「世に棲む日々」を読んでいて、久しぶりにお参りしようと思い立ったが吉日で向かった次第で、
さらにこの本の中にも、心が出てくる。
ご存知、高杉晋作の辞世の句
「おもしろき こともなき世を おもしろく」。
これに下の句があるのはご存知でしょうか。そばにいた野村望東尼が形にするためにすぐにつけたと言う
「すみなすものは心なりけり」。
生きていくのは心持ち次第。
この1ヶ月なんだか「心」と言う一文字にやたらと出会うことになっていすが、コロナの諸々、政治のどうしようもなさ、Black lives matter、環境についてのactivity他、人類の心が特に問われている一年のような気がしてなりませんね。
全ては心次第。今年の後半戦に入る前に。心を整えて臨みたいものですね。
※ちなみにこの歌が出てくるのは世に棲む日々では2巻です。
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