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「話題のNetflixさんとの包括的業務提携について語ります!」 株式会社アニマ代表:笹原 晋也氏 インタビュー

CGプロダクションのトップランナーである株式会社アニマの代表である笹原さんへのインタビューシリーズです。過去記事は下記をご参照ください。


3月12日にアナウンスがあったとおり、株式会社アニマはNetflixさんと包括的業務提携を結びました。

さらに良い作品作りを目指して随時相談から包括的業務提携へ

包括的業務提携とは、「複数年に渡り仕事を続けていきましょう」という契約です。今回は包括的業務提携に至った背景をお話させていただきます。

まず、これまでアニマは≪随時相談≫という形で仕事を受けていました。
このやり方は、プロジェクトの始動に合わせて都度スタッフ編成をすることとなり、ベストなメンバーが組めるかどうかがわからないことや、他のプロジェクトの状況等によってはお断りせざるをえないといったリスクがありました。これは効率が悪いと言わざるをえません。
長期的に社内の制作スケジュールが組まれていれば、技術の積み上げができると同時にリクルートもしやすく、より制作に集中することができます。そのため、アニマとしては同クライアント様との複数年による契約を希望していました。

対してNetflixさんは世界中のアニメファンに愛されるサービスを目指し、バラエティ豊かな作品を安定して供給することのできるスタジオを探しています。そういったNetflixさんのご希望とアニマの希望が一致したことが今回の包括的業務提携のお話につながったと思っています。

早速1作目として「オルタード・カーボン:リスリーブド」(※)の制作を開始しています。今回弊社と共に新しく加わったプロダクションさんはどこも実力のある会社さんばかりなので、他の作品がどうなるかも非常に楽しみです!

(※)「オルタード・カーボン」はリチャード・K・モーガンのサイバーパンクSF小説を基にNetflixオリジナルシリーズとして2018年に配信が開始されたSFドラマで、アニメ版の製作にあたり、アニマでアニメーション制作を担当させていただくこととなりました。

CGプロダクションが本格的にアニメシリーズに取組む意義

今回ご縁がありNetflixさんと包括的業務提携を結びましたが、アニマはセル系アニメ以外も制作するCGプロダクションです(ここではわかりやすいようにCGプロダクションと呼びます)。

CGプロダクションが本格的にアニメシリーズに取組むということは、ビジネス的にとても重要な位置づけとして捉えています。なぜなら、一般的な視聴者にCGプロダクションが認知されるようになれば、その他のCGプロダクションも参入しやすくなるからです。つまり、CGプロダクションにとって、新しい仕事をするフィールドが増えることにつながります。これはとても良いことなので、いつも以上に結果にこだわることを意識しています。

もちろんプレッシャーもありますが、今はプレッシャー以上に新しいチャレンジができることを楽しみながら制作していますので、ぜひ楽しみに待っていていただけると嬉しいです。

AnimeJapanイベントについて

ちなみに、今週末開催されるAnimeJapanでは内容盛りだくさんのステージが開催されます。
3月24日(日)13:15-13:55【Netflix ×  bones × anima × david production】<ネトフリアニメ部出張版#2>に僕も登壇させていただくので、興味のある方はぜひご来場ください!
詳細はコチラ:


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井木康文 (日本経済新聞社)

日本経済新聞社デジタル事業部の井木康文です。NサロンとCOMEMOディレクター。 アニメビジネス・野球・新日本プロレス・eスポーツビジネスなどのイベント企画がメインの業務です。

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