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失敗譚語りは単なるブーム?それとも新たな文化?

© 日経カレッジカフェ

昨日、日経カレッジカフェというメディアの読者やライターの学生を対象としたミートアップイベントにサポートで参加し、多くの学生と話す機会がありました。

http://college.nikkei.co.jp/index.html

その際に、「読みたいメディア・コンテンツ」の質問をしたところ多くの学生から

「失敗譚をもっと聞きたい」

という声が集まりました。

「大手代理店目指したけど、落ちてしまった。でも落ちて入ったところで楽しんでいる」

「留学したくて留学PJ応募したけど、落ちてしまったので、自力で海外にいった」

「学生起業したくて何社も立ち上げたけど全部失敗で借金だらけ。でもまだやりたい」

などが具体例です。

たしかに成功した社長や志望企業に入った社員がドヤ顔で語るコンテンツは多いですが、その反対は少ないかもしれません。

今の時代「成功例」をシェアするのは「嫌味」にもなるため、「失敗譚」をつっこみを入れ流れながらシェアする方が、今のコミュニケーションに合っていると言います。

そう思って他のメディアを見渡すとまずはNewsPicksで「私の履歴書」ならぬ「私の始末書」という連載があることに気づきました。

https://newspicks.com/user/9258?ref=news-summary_2667534

有名WEBライターのヨッピーさんの本も商社を辞めてしまったけど、大丈夫だったという内容です。

https://www.amazon.co.jp/dp/B075F14LZ4/ref=dp-kindle-redirect?_encoding=UTF8&btkr=1

また、何人かの学生も引き合いに出していましたが、有名なものだと「しくじり先生」も代表例です。

http://www.tv-asahi.co.jp/shikujiri/

また少し軟派な内容にはなりますが「やれたかも委員会」も失敗譚の集合体といえます。

https://note.mu/yoshidatakashi3/m/meb18e27a76d0

日経ビジネスにも昔から「敗軍の将」という連載もあります。

http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/NBD/15/226889/112900131/?ST=pc

まだまだ少数派かもしれませんが、失敗譚のコンテンツが増えていることがわかりました。

もしかするとこの「失敗譚語り」は単なるブームかもしれませんが、「失敗が許されづらい・減点主義の日本」と言われてきた文化が少しずつ変わり始めて「失敗譚を笑いや次の教訓に活かす日本」になり始めたのかもしれません。

COMEMOでも成功事例だけでなく、失敗譚も多く語られるのも面白いかもしれません。