活用の領域が広がるブロックチェーンのこれから、通貨、電力、自動車など
まだまだ馴染みのないビットコイン、ブロックチェーン。ただこうした仮想通貨以外の分野での活用事例に触れることで2〜3年後に起きるかもしれない新しい大きな変化の予兆を感じることができます。
https://www.nikkei.com/article/DGXKZO20396240V20C17A8X11000/
仮想通貨を支えるブロックチェーン技術。エネルギーの分野にもその波が押し寄せようとしている。「スマートグリッド」と呼ばれる次世代の送電網のデータ管理にブロックチェーンを使う試みが福島で始まる。太陽光発電などで電力を生み出せる家庭が別の家庭に電力を融通する「電力版シェアエコノミー」が実現する可能性を秘める。 「新たな電力サービスが生まれるかもしれない」。エナリスの小林昌宏社長は期待を膨らませている。福島県の委託により、福島市や会津若松市周辺の家庭約1千世帯が参加する「ブロックチェーンを活用した電力取引サービス」の実証実験が2018年1月にスタートするからだ。
関連記事を検索していると今年の4月18日にMITで開催された"Business of Blockchain 4/18"というフォーラムの動画アーカイブを発見。 全セッションが公開されています。
https://events.technologyreview.com/presents/business-of-blockchain/2017/
冒頭と最後のセッションを見てみたのですが伊藤穰一さんがなぜブロックチェーンに関して注目し、議論する場所・コミュニティを創ることが大切か、という点について語っています。 ビットコインをインターネットの過去20年に例えながら、TCP/IPやWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)などのインターネットを形作る主要な技術のプロトコールを生み出したMITだからこそこうしたオープンな議論の場を作っている、という姿勢にとても共感です。
お読みくださってありがとうございます!国内外の気候変動、クライメートテック関連の情報をメディア目線で切り取って発信を試みてます。スキをクリックしてくださったり、シェア・コメントなどいただけたらとても嬉しいです