
ニュース消費をゲーム的に楽しむことで学びにつなげる「FTナレッジ・ビルダー」
フィナンシャル・タイムズが10月中旬に新しくリリースした読者とのエンゲージメントを高めるための実験的なツール、「ナレッジビルダー」についての記事がDIGIDAY日本版に掲載されていました。ニュース消費と学びをつなげるしくみとして面白そうですね。
ナレッジビルダーのしくみ
ナレッジビルダーのしくみはいたってシンプルで、それぞれの記事を読む際に得られるポイントが文頭に表示され、トピックごとの関連記事を読めば読むほどポイントを獲得できる、というものです。ポイントの基準は、各記事がトピック全体をどれだけ網羅できているかについてという点と、各読者にとってのそれまで馴染みがある内容かどうかで判断されるそうです。
バーに表示される最高ポイントは1,000ですが、しばらく関連記事を読んでないとポイントが下がってしまいます。常に1,000に近いポイントを維持するためには、システムから推薦される記事を読むことで効率的に特定のテーマについての知識を得ることができるしくみになっています。
【ナレッジビルダーの紹介動画】
私は英語学習と海外の動向を知るため、ということで FTのデジタル版の購読を今年の初めに思い切って開始してみました。まだじっくりと効率的に読む習慣を身につけることができてなかったこともあり、最近強く興味を持っている「ブロックチェーン」や「クリプトカレンシー」について、今後意識的に「ナレッジビルダー」を活用して記事を読んでみたいと思います(現在のスコアはそれぞれまだ296と154 です)。
ブロックチェーン、仮想通貨関連のニュースはテーマ的に分かりにくい、ということ、そして投機的な要素も含まれるためか、国内において大手マスメディアで記事として紹介される機会はとても少ないように感じます。どうしてもハッキング事件、相場の暴落(暴騰)、規制の発表などが中心になっているような印象を持っています。
英語圏でのブロックチェーン関連のニュースは国内と比べものにならないほど溢れているのですが、FTですと、ブロックチェーン、仮想通貨関連のニュースは毎週5〜10本程度深掘り記事が掲載されていて、新しい発見や学びが多いと感じます。
今回COMEMO&noteでの投稿のきっかけとして、ぜひ今後は意識的に自分の学びをこちらでも投稿してみたいと思います。よろしければぜひお付き合いください。
ナレッジビルダーでのポイント、そして現状noteのしくみとしての「スキ」機能を励みに、ある特定のテーマについてのニュース消費・学びのきっかけが果たしてどこまで知識習得に役に立つのか、そんな実験としても、今後折に触れて経過報告もできたら、と考えています。どうぞよろしくお願いします:)
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