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18歳成人 子供に絶対に伝えておきたいお金のこと

2022年4月の改正民法施行で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられる予定です。

この改正によって、18歳から親の同意なしでクレジットカードを作成したり、ローン契約を結んだりすることもできるようになります。また、住宅購入、保険契約、証券口座開設など資産運用も可能になります。

銀行口座開設、携帯電話加入など利便性が増えるだけではなく、借金に向き合ったり、消費者トラブルや犯罪に巻き込まれた場合のリスクも大きくなります。

こうした被害を避けるためにも普段から学校や親がお金の話を子供としっかりとしておきたいものです。

私は日頃から7歳の娘に対して、身近な題材をもとに大人と同じお金の知識を教えるようにしています。

例えば、海外在住の私達は日頃から毎日のようにスパムの電話を受け続けています。また、ECサイトをハッキングされ、お金を盗まれたこともあります。こうした情報も包み隠さずに娘に伝えるようにしています。クレジットカードについて、パスワードの管理、ハッキングされた場合など教えておきました。

また、「お金を稼ぐ」ということも少しずつ伝えています。何か欲しい物がある時に、お金が降ってくるものではないということを伝えたいからです。

「ママとパパはどうやって、最初お金を作ったの?」

こんな本質的な質問を娘からされることもあります。その場合もどうやってお金を稼ぐのかを一緒に考えます。

「安く、物を買う?」

そうした意見が出ると、「そうだね。それを高く売れば、差額が儲かるね」といった感じで会話をするようにしています。

海外に住んでいると、12歳未満だとほとんどの行動を親と一緒にするので、お小遣いの管理等のシチュエーションは日本ほどは出てきません。

遠足に行くとき、バザーで本を買うなど、自分でお金を管理しなければならない時には封筒にお金を入れて管理をさせています。また、学校でのランチはプリペイドカードを自分で管理します。

少しずつ自分が管理できる範囲でお金を学ばせていき、18歳になるまでには大人と同じ知識(起業をするなども含めて)を身に着けさせたいと考えています。

子供の金銭教育をする上でお金の本を活用させるのも一つでしょう。特に海外では多くのマネー本が出ています。USBORNE社の『MONEY FOR BEGINNERS』にはハッキングによってお金を盗むことや詐欺(犯罪を犯すとどうなるか)についても言及されているなど現代のお金のテーマを親子で学ぶことができます。


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