今日は「やった気になるな」ということについて話そうと思う。
言われていることをやっているのに、結果が出ない、自分は頑張っているのに結果が出ない、という時は、「やった気」になっている可能性がある。
頑張ることは、必須、みんな頑張っていることは確かだけど、頑張ることをはき違えると、頑張っていること自体は評価されていても、結果が出ていないので評価されない、ということになる。
頑張ってなくて評価されない場合は、本人も頑張ってないので、評価されなくても本人も納得なのだが、本人が頑張っている場合は、本人は評価されることを期待しているので、困ったことになる。
会社として、頑張ってくれている人材は貴重なので、評価したいのだが、公正にすればするほど、結果が出ていないので、評価したくてもできない、という状況に陥る。
なので、ここで書いてあることは、非常に重要になる。
結果で評価する文化の場合、頑張っていても結果が伴わらなければ評価はできない。なので、頑張っている人には、より時間を割いて上席が結果を出るためのサポートをすることが重要になる。
具体的には、やっていることで、結果につながっていないことを取捨選択して、やめたり、やり方の改善を促したりすることになる。
例えば、打ち合わせは顕著な例だ。
打ち合わせを何件もやって、都内を移動すると、疲れも伴い、仕事をやった気になる。お腹がいっぱいになる。
でも、そもそも論で打ち合わせ時間と往復の移動時間で、2~3時間を軽く消費してしまう打ち合わせは、一番危険な麻薬だ。
仕事をやった気にさせてくれるのに、結果が出ない人は、やたらと無駄な打ち合わせに時間を使っている傾向がある。
結論から言うと、全て、利益から逆算しなければならない。
将来利益から逆算すると、かけられるコストは自ずと決まってくる。
そのコストを人件費に換算するとどうなるのか?
業態によっても、違うかもしれないが、人件費が売上の20%と換算すると、人件費の5倍の売上見込みがないと、赤字ということになる。
仕事をした気分になっているだけで、実際には赤字を生んでいる、という悲しいことが起きている、ことになるのだ。
やった気になってると地獄に落ちるので気をつけていきましょう。
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