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世界的にもコミュニティマーケティングの敵は「社内決裁」である(対策つき)

先日、コミュニティマーケのイベントに登壇させて頂き、翌日にコミュニティマーケのイベントに参加しました。

↓登壇したイベント

↓参加したイベント

両方に参加した時に、表題の通りのことを感じたので、なぜそう感じたか?そしてそこにどう対応すべきだと考えたかを述べていきます。

日本も世界も「社内決裁」で悩んでいる

まず登壇した際に「上司にコミュニティマーケティングをどう説明すれば承認していもらえるかわからない」と悩む人からの質問が圧倒的に多かったんです。

それはイベント内でもそうですし、イベント後の交流会でもその悩みを相談されました。

また「コミュニティマーケを既にやっているが、経営陣がコミュニティが育ってない段階ですぐビジネスに繋げようとする」という相談もありました。

つまり決裁者に対して
・コミュニティマーケ自体の承認
・コミュニティマーケの方針の承認
が得られないことが課題になっていました。

次にCMC_Meetupでは、AmazonのAWSでコミュニティマーケティングを実践された小島さんと、元NewsPicksでコミュニティマネージャーをされていた小野さんが、コミュニティマネージャーの世界的イベントである「CMX」に参加されたときの話を聞いたんですね。

その際に
・世界的にコミュニティに対してKPIを求められている
・コミュニティは続けないと意味がない
・なので承認を取り続けるためにはKPIを設定すべき
といったことが話されていました。

その問題の解き方はあっているのか?

この2日間を通して、コミュニティマーケティングはコミュニティマーケティングのやり方以前の、承認の取り方の課題のほうが実は大きいのではないかと考えるようになりました。

東野圭吾原作の映画「容疑者Xの献身」の重要なシーンで「幾何の問題と見せかけて、実は関数の問題である」というワードが出てくるのですが、「コミュニティマーケティングの問題と見せかけて、実は決裁のとり方の問題」なんじゃないかと。

それなのにコミュニティマーケティングの知見を増やすことで自分の中でのその重要性を確かめることに注力しすぎて、社内決裁を具体的にどう取りに行くかについて考えたりアクションできている人が少ないように思います。

本当に会社としてコミュニティマーケティングをやるべきだと感じるのであれば、社内決裁をどう取るか?と頭を切り替えて問題を解くようにすべきだと感じます。

社内決裁を取りに行くにあたってやるべきこと

では社内決裁をどう取っていくべきか?

それを考えるにあたって参考になる本が1冊あります。

上司を操り、部下を利用し、時にはさりげなく、時にはわざと衝突しながら自らの意思を通していく。
経営環境が厳しくなればなるほど、そうした「ダークサイド・スキル」が欠かせないのだ。
本書は、リーダーになるために必要な「7つの裏技」を紹介。
「修羅場企業」のコンサルを多数手がけた著者が、実例にもとづき解説する。
(ダークスサイド・スキル 本の説明より)

説明にもある通り、自らの意思を組織の中で通していく手法が書かれているのですが。相当参考になります。

少なくとも、どのように決裁を通すかのアイデアが浮かんでくるはずです。

読んだこと無い方はぜひ読んでみて下さい。

その上で、特にコミュニティマーケティングにおいてどう決裁を通せばよいか?

私が参加したCMC_Meetupで、KPIが強く求められる外資系企業でコミュニティマーケティングの社内決裁を通した方法のプレゼンがありまして、まんま参考になるなと思ったのでその内容をメモしたツイートをご紹介します。


まとめると
・第三者の成功者の発言を聞いてもらう
・参考資料を共有
・上司が自分ごと化できるロジックを作る
・フレームワークで合意を取る
・まずやってみる

このあたりは日本であっても参考になる手法です。

特に「上司が自分ごと化できるロジックを作る」の部分が日本では弱い印象があります。

「上司(経営陣)との距離が遠い」と言い訳をして、上の人たちが何を考えているかを理解しようとせずに不満を言って終わってしまう…。

もちろんいわゆる「上の人」たちに責任や非が無いとは言いません。ただ他人を変えるのは難しいので、自分がやり方を変えていくしかありません。

「上の人」も人間ですから悩んでいたり解決したい課題があります。それをコミュニティマーケティングで解決できる、となればGOを出しやすいわけです。

また「コミュニティマーケティングで課題を解決できる」と理解するためにフレームワークを利用する形がスムーズでしょう。

そもそも会社の課題を解決せずにコミュニティマーケティングをやりたい!と言っているのであれば、そもそもそれはやるべきフェーズではない可能性のほうが高いです。「バズワードに踊らされていないか」と自問しつつ検証をしてみる方法もあるかもしれません。

そう考えた上で「会社として本来やるべきだけど、優先度が低くなっている」とわかれば、会社としての優先度を変える決裁を取りに行く話になるわけです。

社内決裁を取りに行くにあたって5つの質問

社内決裁を取りに行くためには、まず決裁者を把握する必要があります。

決裁で悩んでいる方は、下記の5つについて自問してみて下さい。

1:経営陣がどういう考え方か把握しているか?
2:1の情報にアクセスする手段を持っているか?
3:会社が今どういう状態かわかっているか?
4:会社はいまなにをしたいと思っているのか?
5:その上で決裁者はどう考えているか把握しているか?

少なくとも3つ以上は理解していないと、決裁を取りに行くことは難しいかもしれません。


「コミュニティマーケティングの問題と見せかけて、実は決裁のとり方の問題」

この考え方を忘れずに、今ご自身が抱えている課題を捉え直してみて下さい。

きっと突破口が見えてくるはずです。

▼このTogetterも大変参考になるのでぜひ


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