VIXショックと今次ショックの違い。
先般見られた株急落は2月VIXショック時と比較して、どのような環境の違いがあるのか。その辺りを中心にまとめさせて頂きました。結論から言えば、2月と現在の最大の相違点は①米中貿易摩擦が「脅迫」ではなく「実行」のステージに入っていること、②FRBの金融政策に関し「中立金利(約3%)超え」シナリオが浮上していること、③ブレグジットがどうやら交渉期限(10月18日)に間に合いそうに無いことの3つと考えております。とりわけ重要なものが①と②でしょうか。
これに加えて、トランプ大統領が金融政策に関心を強めていることも考慮しない訳にはいきません。株が調整するほど、「それみたことか」と批判を先鋭化させることは想像に難くありません。
ご笑覧下さいませ。