クラウド化の流れは止められない

アマゾンのクラウドサーバサービスAWSの2018年第2・四半期の売上は7000億円程度まで伸びています。前年度同四半期から150%の成長です。世界中でクラウド化が進展しているのかが顕著にわかる数字です。

そして、以下の理由からこの流れは決して止められません。

・合理的な費用:価値を享受する前に支払いを済ませる必要がなく、必要な分だけ支払えば済む
・価格の低下傾向:世界的な競争の中で、同一価値に対する単価が下がり続ける
・価値の向上:購入時の価値が固定されず価値が向上し続ける
・人的負担の軽減:自社でサーバを運用しセキュリティを担保する人員が削減できる
・BCP(事業継続計画)への貢献:インターネットさえつながれば、場所に依存せずにサーバを継続利用することが可能になる

また、同様のメリットが享受できるのはクラウドサーバだけではなく、ソフトウェアシステム全体なので、クラウド化の流れは情報システム全般に広く波及していくはずです。

5年、10年の期間で考えると、現在のシステム開発会社には変革が求められていくでしょう。

https://jp.reuters.com/article/amazon-results-breakingviews-idJPKBN1KH077

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遠藤 直紀(ビービット 代表)
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