今週、幕張メッセは、熱気に包まれていた。

チャーリー・プースの来日公演は、彼が音楽をいかに好きか、さらに、それに負けずに、いかに才能を持っているかが強く伝わってくるものだった。幕張メッセが満員で、観客の対応も含めすばらしい中身であった。

 中世までの世界は、宗教に人類は頼って生きてきた。それが、近代から現代に向け、道徳や規範に頼り、さらにはテクノロジーに頼って生きるようになった。その分宗教の影響力は一時的に低下したように見えた。

 しかし、今、それが別の形で蘇ってきた。ロックのコンサートは、巨大な教会(会場)で行われて、導き手による、人生への言葉と旋律とリズムに合わせ、人々の身体がシンクロし、心の資本を高める場である。宗教色をなくした形で、これまで宗教が担ってきた役割を今、担う。

 同じ事は、先日、スティングのコンサートに行った時も感じた。特に、たまたま本当に宗教関連の集会場がコンサート会場になっており、賢者スティングという導師が謳うFragileに合わせ、私を含めた人々が人生の意味を考え、シンクロする場であった。

 テクノロジーが発達する一方で、我々が何かに生きる意味や繋がりを常に求めることは変わらず、むしろ自由度が増えた分、迷いが増えたのではないか。ロックコンサートはそのニーズを見事に答えた形で、近年益々盛り上がってきている。

 それにしてもチャーリー・プースという26才若人の才能を見るにつれ、人が歳を取り、最後には、死を迎え、次世代に託すという意味は、この若者の才を活用することで、人類全体の繁栄につながるからだと実感した。

ともあれ、来週はいよいよBonjoviだ。より世代は近くなる。また別の意味で楽しみにしている。

https://www.tvgroove.com/special/article/ctg/498/tid/1676.html

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