耳が痛いフィードバックに触れたか。
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耳が痛いフィードバックに触れたか。

岩崎由夏@YOUTRUSTinc

最近、耳が痛いフィードバックをされたな、もしくはしたな、という記憶はあるだろうか。
ある人、それはとっても健全だと思う。
ない人、一度自分の行いを見返してみてもいいかもしれない。

最近なにかの本で「成長はなにかのための手段ではなく、それ自体が人生の幸せなのである」という一節を読み、非常に共感した。自分がなにか出来なかったことができるようになったと感じたときに喜びを感じるし、またそういう経験が欲しくなるのが人間だ。

できないことを認識するためのフィードバック

できないことができるようになることを成長と呼ぶのであれば、できないことを認識するのがスタートラインだ。できないことを認識するのは2つの方法がある。

1)定量的なフィードバック

例えば、タイムが出る陸上競技や。売上目標の未達。ゲームのステージクリア。

2)定性的なフィードバック

例えば、友だちから「◎◎ちゃん、そういうの苦手だよね」とか先輩からの「これ全然ダメ」というインプット、twitterでの「この企画ほんとセンスない」のようなコメント。

特に、最近の優しい社会にとって触れることが減っている2)の話をしたいと思う(日経に「叱れない上司」という記事が出るくらい、そういう状況は増えているのかもしれない)。

特に2)は人の心が挟まるので、受け手も発信側も非常にMPが削られる。人の気持ちをよく考えてしまう人ほど苦手だったりする。ただ、それは非常に健全なストレスだし、このエネルギーを費やすることで、出来ていないという事実の把握がないと、何も始まらない。熱い鉄を叩くトンカチみたいなイメージかもしれない。叩くのでお互い痛みは伴うが、それをしないと立派なものにはならない。

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あなたは出来ていないよ、と率直に言えたか。

もし、最近こういうことを言われたというあなたはどう感じているだろうか。嫌味とかでなく、これを言われた人は良いボスについたと認識してよいだろう。言われたときはショックだし、凹むこともあると思うがそれは非常に健全なストレスで、成長の必須条件だ。自己認識なくして成長はない。

一方、ボスであるあなたは最近こういうフィードバックをメンバーに出来ただろうか。まだ人生の前半で、何もかも完璧にこなしている人はいないはずである。なのに、こういうフィードバックをした記憶がないのであれば、マネジメントとしての役目を放棄しているのかもしれない。
たしかに、この類のフィードバックは本当に大変だ。私も正直、出来てないな…と思っていても、いざ本人に言うとなると相当なエネルギーがいるので、めちゃくちゃ準備して当日は緊張しつつフィードバックしていたりする。率直な事実のフィードバックは褒めることより何倍も難易度が高い。これをしないこと自体が中長期的には相手のキャリアを傷付ける可能性もある(あなたも良い年齢になって、誰も手を付けらなくなってしまった仕事のできない先輩を見たことがあるかもしれない)。

(もしフィードバックするのが苦手だと認識している方がいたらこの本がオススメ)

率直なフィードバックをしないのは「不誠実」

「相手の気持ちを考えたら、出来てないことをどう伝えたらよいかわからない」と嘆いていた頃に師匠に叱られたことがあった。ホワイトボードの前に立った彼は下記のような4象限をバッと書いた。

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(出典はこちら

「フィードバックには4つスタンスがあるんやけど、相手の気持ちを考えてるのに、事実をはっきり伝えないお前がやってるのはただの忖度や」と率直とフィードバックされたことを覚えている。師曰く、一番誠実なのは「相手の気持ちを考えたうえではっきり伝えること」でしかない。こう言われてから、非常にやりやすくなったことを覚えている。はっきりと伝えることが一番誠実なのだ(もちろん相手を気にかけているという前提で)。裏を返せば、率直に伝えないことは不誠実なのかもしれない。

是非、皆さんも誠実に同僚と向き合ってみてほしい。


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