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プロレスをプロレスの枠で考えない。自分の仕事を自分の業界の枠で捉えない。どんどん 枠の外へ発信しよう ー新日本プロレス 矢野通選手から学ぶセルフプロデュース【最終回】ー

異色のプロレスラー矢野通選手から次世代のビジネスパーソンに必須なスキルを学ぶ!


プロレスラーであり経営者であり敏腕プロデューサーである矢野通選手から「セルフプロデュース術」「社会での処世術」などなど、これからのビジネスパーソンに必要なスキルを学び取ることを目的にした連載です!

他人の言葉で自分のキャパシティを制限してはいけない

色々なことに手を出すと、人は「片手間で本業が疎かだ」とか騒ぎ出す。
一つのことに集中するべきだと助言してくる者もいた。

そんな時、私は、

「私という人間は全てに100注げる人間だからおかまいなく」

と、心の中で思っている。

「君のキャパは100が上限かもしれないが、私の上限は1,000や10,000だ。」

思うというより、思い込むようにしている。

そう思い込むようになったのは、過去のレスリング人生について、わずかながらの後悔がよぎるからだ。流されるままレスリングを続けた私には、死ぬ気で勝ちを獲りにいく、そういった意識が欠落していた。オリンピック出場という、人生のハイライトを獲得できなかった要因はそこにあると分析している。
だからこそ今は、貪欲にチャンスを掴みたい。瞬間瞬間に100注いで全力で挑戦したいと考えている。やりたいことを今やらないと、老い先は短い!

オリジナル日本酒の開発をするべく、酒蔵に弟子入りするのはどうだろう?
クラフトビール「Y・T・BEER」はどうだろう?
肉の目利きに自信があるから、焼肉屋もやってみたい!
自分の趣味嗜好がわからぬまま流されてきた私は、自分デビューが遅い。だからこそ今、自分の可能性を広げたいと思っている。

何か人から振られたら取り敢えずやってみることにしている。
自分の気付いていない才能に気付けるチャンスかもしれない。
だから皆さんも躊躇なくまだ見ぬ自分の才能を見つけてほしい。

既成の枠からはみだしたから輝いた3人のレスラー

私自身、プロレスラーであることにこだわらず、何故ここまで自己プロデュースをするのだろうと考えた時、あることを経験していないということに気付いた。

それは、長期の海外武者修行に行っていないことだ。自分を模索し、新しい自分としてバネを目一杯蓄え、凱旋帰国し華々しくリングへ、というプロセスを踏んでいない。だからこそ自分発信で、もがきながら個性を爆発させるしかなかったのだ。

新日本プロレスであと2人、長期の海外武者修行をしていない選手がいる。

そう、棚橋弘至と中邑真輔だ。

棚橋はストロングスタイルからはみだした。チャラ男のくせにプロレスには実直というスタイルで女性ファン中心に新日本プロレスに引きつけた一番の功労者であろう。
棚橋には華がある。自分の求められることを理解し、絶対にファンを裏切らない。

中邑は日本からはみだした。
ストロングスタイルを一身に背負っていたかと思えば、謎にクネクネする。
ストイックに個を追求する職人気質な所がある反面、何をしでかすかわからないところが面白い。中邑には意外性がある。変幻自在に進化する様から、今後も目が離せない。

そして、私。
私はプロレスの枠からからはみだした。
練習生のくせに宴会部長となり場を仕切り、果ては飲食店を経営し、プロレスでのパフォーマンス力を活かして、プロデュースに観光大使になんでもござれ。今後も新たなる自分探しは続行予定!ちなみにここに至るまでには、アマチュアレスリングで培った忍耐力も必要だったと付け加えておこう。

型にはまらず、はみだした三者三様の個性は今後もプロレス界を元気付けるであろう。
今後も私の繰り広げる「予定不調和」に期待して欲しい。

連載の続きはお酒と共に

最後に、これまで偉そうに私見を述べてきたが、これを読んでいる皆さんのアイデアも絶賛募集中なので、思い付きでも良いから私まで直接、伝えに来て欲しい!

その時は、矢野通の経営する「EBRIETAS」に経済効果をもたらすこともお忘れなき様。

連載一覧はコチラ▼


第1試合.自己紹介とこの連載の説明

第2試合.私の考える会社の大きな「歯車」論


第3試合.プロデュースの肝は「カッコつけちゃう」からの脱脚


第4試合:「人間の99%バカ」説を有効活用


第5試合:脚光を浴びる社員への拠り所のないジェラシーを味方につける術



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