マガジン用

日経が推すキーオピニオンリーダーの知見をシェアする「COMEMO」がnoteでリニューアルスタートしました。あらためて自己紹介します。

みなさんこんにちは。ビジネスパーソンの発信を応援するサービス「COMEMO by NIKKEI」が、note上に場所を移して、新しいCOMEMOとしてスタートを切りました。

COMEMOを知らない方のために、自己紹介をさせてください。

COMEMOとは?

COMEMOは、ニュースや書籍、体験などから得た気づきや考えを日々、記録・共有することができる知見シェアサービスとして2017年7月に立ち上がりました。

ビジネスの先駆者たちによる質の高い投稿空間を作りたい思いから、さまざまな分野で活躍する専門家をキーオピニオンリーダー(COMEMO KOL)として招待しています。彼らが社会に対して抱く課題意識や、専門領域での蓄積された知見が発信されています。彼らの知見を通して世の中を新たな視点で見ることができます。また、見るだけではなく、自分の意見を投稿することもできます(新しいCOMEMOは、KOL以外の投稿については、COMEMO運営がnote上の#COMEMOタグの付いた投稿を巡回して、良いものを取り上げさせていただくスタンスをとっています)。

COMEMOのミッション。

わたしたちは、組織だけでなく個人も力を持つ未来社会に向けて、主体性を持って働く人たちを応援したいと考えてます。大企業のなかでも自由に働き、社内外の人を巻き込んで活躍していたり、会社を飛び出してプロジェクト単位で動き、未来を先取りした働き方で多くの人に影響を与えている人。そんなビジネスシーンを牽引する人たちに共通するのは、自ら解決したい課題を持ち、主体的に動いていること。

そんな個人がより多くビジネスシーンに出てくれば、日本はもっと元気になり、経済は活気づくに違いない。本当にそう信じています!

働き方や生き方、価値観の多様化により、社会がどんどんシフトしていくなかで、いくら伝統のある企業でも、何年も変わらない体質の組織や企業は淘汰されていく時代。社会、ユーザー、そして顧客の変化スピードに対応できているのだろうか? 物凄いスピードで新たなことにチャレンジし、行動に移していくKOLたちの仕事を傍で見るにつけ、「もっとわたしたちは変わらなきゃ!」と強く思います。

わたしたちが所属する日本経済新聞社の社是は『中正公平、わが国民生活の基礎たる経済の平和的民主的発展を期す』。経済の発展を期すために、わたしたちCOMEMOがこれからの社会において担う使命は、社会の変化にあわせて主体的に動く個人を支援すること。わたしたちの会社はコンテンツで世の中に貢献することを140年も一心不乱にやってきたメディア企業。少なからずそのDNAはわたしたちCOMEMOスタッフ一人ひとりに存在します。個人が発信するコンテンツを然るべき人に届け、そのコンテンツを通して人と人をつなぎ、ビジネスシーンを活性化させること。これがわたしたちのミッションです。

そして、わたしたちも主体的に活動してきました。

日経電子版はビジネスパーソンにコンテンツを届けるメディアですが、COMEMOはビジネスパーソンがコンテンツを生み、それを求めている人に届けるサービスです。主体的に動くビジネスパーソンに欠かせない、課題意識の意見表明と仲間づくり。この2つがどこよりも気持ち良くできる場を、わたしたちは投稿者の方々といっしょにつくろうと考えました。そして、次の3つの活動を日経の有志が集まり、COMEMOスタッフとして全力で約1年の間行ってきました。

具体的にやってきた3つのこと。

(1)発掘する:ビジネステーマにおいて、専門知識を持つ知見発信者の発掘。
(2)届ける:日経電子版や日経新聞を使い、ビジネス関心層に知見を届ける。
(3)つなげる:リアルイベントを開催し、テーマに関心のある人同士をつなぐ。

(1)知見発信者の発掘。

知見発信者の発掘とは、キーオピニオンリーダー(KOL)を探す活動のことです。現在約90名のキーオピニオンリーダーの方にご参加いただいてます。ビジネスから経済、テクノロジー、キャリア教育に社会文化ジャンルまで。世の中に対して専門的な課題を持ち、解決のために行動している人。わたしたちがその人の視点を通して、ワクワクするこれからの社会を見たい。そしてその社会を多くの人たちに伝えたいと思った方にアポイントを取り、わたしたちのミッションに共感していただいた方が参加しています。

世の中の課題を抽出するKOL。

KOLの投稿を読めば、あるべき未来をいっしょに想像でき、現状とのギャップが明らかになり、解決すべき世の中の課題が見えてくることがあります。わたしたち含め、利用者がその中から自分のライフワークとなる課題に出会えれば、その先に誰も止められないほどの主体的な行動が生まれるに違いないと信じています。

今後は、noteクリエイターの方にもアプローチして、COMEMOのミッションに共感してくださる方といっしょに知見共有空間をつくっていきたいと思っています。

(2)知見を届ける。

わたしたちの既存資産を生かして、日経新聞をはじめ、日経電子版など日経のメディアの利用者に、COMEMOの投稿を届ける活動を行ってきました。

・日経本紙の記事と連動したテーマをCOMEMOで投げかけてオピニオンを募り、本紙でまとめ記事を掲載する「ご意見募集」企画。

・COMEMOの投稿の中から日経記者が記事をセレクトし、再編集して日経本紙で紹介。

画像1

・電子版トップや記事ページで、COMEMOで注目されている投稿を紹介。

スクリーンショット 2020-07-10 1.03.54

今後は、日経メディア利用者に加えて、noteユーザーの方にもCOMEMOの良質な投稿を届けていきます。

(3)テーマ関心者同士をつなげる。

コンテンツを届けるにとどまらず、共通の課題意識を持った人々に一つの場所に集まっていただき、KOLのトークセッションをメインコンテンツとした交流会も開催してきました。

この活動は、リアルの場でKOL中心に語り合うことで課題意識を持った人々の思考をさらに深め、仲間づくりにも活かせることをゴールにしてます。ただの仲間ではなく、世の中に対して共通の課題を持ったKOLや仲間との交流です。

なかでもわたしたちは、解のない課題についてKOL同士がセッションする形式を好んで展開してきました。それは、これからのビジネスシーンを牽引する人は、答えではなく課題を設定できる人だということをKOLたちから学んだからです。

noteの人気クリエイターも同様で、常に課題を探しています。彼らを起用したトークセッション企画も行っており、今後も進化・発展させていく予定です。

画像3

noteに引っ越した理由。

個人が発信するサービスとして、COMEMOよりも先にスタートしていたnote。12万人を超える素晴らしいクリエイターたちの投稿コンテンツがSNSで拡散し、フォロワーの行動に影響を与えています。ユーザーとの距離が近い投稿サービスとして有名なnote。個人が投稿するコンテンツを通して人々がつながり、世の中をより素晴らしいものに変えていこうとする世界観は、わたしたちCOMEMOと根底の部分で共通しています。

最終的に叶えたい世界観が同じであれば、いっしょにやろうということで、note上への引っ越しを決断しました。

世代や分野を超える言論空間へ。

noteと日経はユーザー層が異なるため、世代や興味関心も異なります。しかし、多くのイノベーション事業がそうであるように、考え方や世代、価値観の異なる者同士が交差する地点「出島」には、新しいものが生まれます。COMEMOをnote上に展開することで、日経ユーザーとnoteユーザーが集まる出島の役割を担います。

画像4

いままで以上に3つの活動に磨きをかけていきます。

COMEMOをフォローして、ビジネスの未来を切り拓くキーオピニオンリーダーの知見をご覧ください。

書けば、つながる、COMEMOを今後ともよろしくお願いいたします!

みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!