日本人の顔いろいろ「結婚の組み合わせ」の見えざる力
Xでこのポストがバズっていた。
根拠はなくても、「ああ、そう言われればそうだな」と思ってしまうチカラがあるw
なお、遺伝子的な観点から、各国の顔の特徴については研究が進められており、こんなサイトもある。
これによれば、日本人の顔の類型は以下の3種類になるとなっている。
南モンゴロイド型(主に東南アジア地方)
シニド型(主に中国地方)
トゥンギッド型(主にモンゴル、シベリア地方)
元々、日本人は、北からモンゴル系が流入し、南から東南アジア系が入り、中国・朝鮮から九州や日本海沿岸地方へと中国系が入ってきたわけだからそうなんだろう。
これらが長い年月をかけて混血し、今の日本人の顔ができあがったわけだが、冒頭に引用したXの投稿にさらに詳細な分類が紹介されていて、興味深かかった。
自分の備忘録もかねて、彼の投稿を借りて、まとめておきたいと思う。名称は私がつけたものではなく元々の。
1.役人顔
全国的に見られるが、主に関東から東北にかけて見られるフェノタイプ。確かにこんな顔周りで見たなあ、と思う。
2.長州顔
山口県の長州にちなんで名づけられているが、元々は満州朝鮮系の変種だそうで、中国、朝鮮系の貴族の間で一般的な顔類型だそうだ。日本では、主に日本海沿いで見られるが、韓国でも見られる。
3.筑前顔
九州の北半分で最も一般的なフェノタイプ。武士階級で多く見られ、日本列島全体で見られる。
4.薩摩顔
日本と韓国の南モンゴル型で中央アジアの影響を多少受けており、日本で最も人口の多いフェノタイプらしい。鹿児島、四国、本州の太平洋側、琉球諸島と韓国の南海岸に見られる。男の人、橋下徹氏っぽいな。
5.石川顔
本州の石川地方にちなんで名付けられた。本州の中部から東北にかけて最も一般的なフェノタイプ。
その他、岡山顔
琉球顔
などもっといろいろあるらしい。
平均顔アプリなどを使えばわかるが、完全にいろんな顔を混ぜあわせると大体似たような感じになるように(女性の場合乃木坂メンバーみたいな顔になる)、完全に混血化すると顔も同じようになるのだと思うが(知らんけど)、今でもこれだけ違うタイプがあるのだとすると、同じ顔同士が結婚しているということもあるのだろう。
こういう系の話に興味あれば以下の本がおすすめ。
顔の類型でどのタイプとどのタイプが結婚しているかを調査すれば面白いとは思うが、そんなの誰かやっていないだろうか。
ちなみに、私は、恋愛力の強弱で夫婦がどういう組み合わせで結婚しているかは調査したことがある。必ずしも恋愛強者同士、弱者同士が結婚しているわけではないところが面白い。強者同士は15%、弱者同士も16%にすぎない。
内向型・外向型という性格によるマッチングも必ずしも内向型同士、外向型同士というわけではない。
また、夫婦が産む子どもの男女性比も、個別の夫婦単位で見れば、うちは男ばかり、女ばかりというのは確かにあるんだが、全体的には、男ばかりも女ばかりも混合もずっと比率は変わらずバランスが取れている。
よくできてるというか、何か見えざる力があるのかもしれないと思ってしまう。
ちなみに、縄文人遺伝子と酒豪とは相関があるらしく、日本では東北と九州に分布しているらしいが、なぜか、東北も九州も姉さん女房比率が高く、おまけに離婚率も高い。
遺伝子って面白いなあ。