まだ当事者ではない、という怖さ

実質実効ベースで見た場合、明らかに「調整が甘い通貨」であった円はこうした展開が不可避であったと思われますが(例えばユーロやメキシコペソは過去1年で十分上げています)、真に懸念すべきは米国の保護主義が中国やカナダ、メキシコといった国々に投射されているだけでこのインパクトをもたらしているということでしょう。日本はまだ、当事者になっていないにも関わらずこうした相場つきになっているという怖さがあります。

仮に今後、日本の特定の財・サービスについて同じような挙動があったときに、相場がどのような反応を示すのか。例えば日米FTA交渉が本当に政治日程にのってくることがあったらどうなるのか。その意味で4月に待ち受ける為替政策報告書や日米経済対話は非常に大きな材料となりそうです。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL23H20_T20C18A3000000/

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