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誰もが「データ分析官」になる時代へ

先日掲載されていた、『大阪ガス全社員「データ分析官」〜電力部門含め5,000人が検索・共有、営業力向上で競争勝ち抜く』という記事はとても印象に残るものでした。同社は20年ほど前からデータ分析の専門組織「ビジネスアナリシスセンター」を立ち上げ、データ活用の先進企業として知られているものの、こうした取り組みが時を経て進化していることを改めて感じます。

大ガスは来年4月までに新たなデータ検索システムを本格稼働させる。顧客に販売した機器ごとの詳細なガス・電気供給量や稼働状況などのデータを、5000人超の全社員がリアルタイムに把握できるシステムだ。

今日あらゆる状況判断や意思決定にデータ活用が活かされていることを踏まえ、自分が所属している会社や組織もこのようなデータに基づいた文化が広がればいいのに、と思う人もいるかも知れません。

そんなときに思うのです。まずできることとして、個人のデータ活用を進めてみてはいかがでしょうか?最近では既に多くの人が利用していると思われるお小遣い管理アプリ、経費管理サービス、運動や睡眠のヘルストラッキングサービス、書いた記事の数等、あらゆるものがデータとして保存され、ビジュアライズが可能になっています。

ちょうど一年前のCOMEMO投稿でも書きましたが、デジタル時代の1年の振り返り方も各種サービスが年間のデータのまとめや分析にアクセスすることが簡単にできるようになってます。ちょうど一年間の振り返りに見返すことで、過去一年のよかった点、反省すべき点を見つけ出し、2021年に向けての目標設定や改善に役に立つヒントを見つけることができるかもしれません。

<<データの振り返りが簡単にできるサービス例とそのリンク>>

Spotify 
Netflixの視聴履歴
アマゾンアップルなどの購入履歴
フィットビット(Fitbit)などのフィットネストラッキングサービス
・ガス・電気の使用量
・Paypayなどのキャッシュレスアプリの購入履歴
・写真の撮影場所・時期(Google Photoなど)
・SNS投稿の記録
noteの執筆履歴
Googleの検索履歴
Youtubeの再生履歴

2020、コロナ禍で増えたメディアとSaaSのサブスク購読
既に多くの行動履歴がデータ化されているにも関わらずなかなかうまく管理できていないと感じていたものがあります。コロナ禍で購入する機会が増えた多くのサブスクリプションサービスの購読/利用状況です。

今まではグーグルスプレッドシートでリストを作成して管理しようと試みていたものの、支払いのタイミングが月額や年額で異なることが多く、年払いをした場合には更新の支払いタイミングを忘れてしまう、ということも起きがちでした。

「こんな課題を解決してくれるサービスがあればいいのに…」と以前から感じていたのですが、解決してくれそうなサービスを先日偶然見つける事ができました。「TrackMySubs」について簡単にご紹介します。

オーストラリア生まれのサービスで世界的にもあまり認知度は高くないサービスと思われますが、メディアやSaaS等のサブスクリプション管理を行うことに特化したサブスクリプションサービスです(10件の登録までは無料ですがそれ以上は有料という、サブスク管理の有料サブスクサービスという点が皮肉なところです)。

分野毎の購読サービス名、金額、更新日を自分で入力すると、カテゴリー毎に色で分類された一覧やレポートが表示され、どのサービスにいくらコストがかかっているか、月ごと、年額の割合等のチャートで一覧表示が可能です。支払い予定日も全てカレンダー表示され、事前に設定したタイミングで通知のメールが送信されるので購読を継続するか、停止すべきかを考えることができます。

また、「TrackMySubs Go」というブックマーク一覧のページを利用することで自分が購読しているサービスのリンク一覧が表示され、そのページに記載されているアイコンからクリックすることで、例えば特定のニュースサイトにどのくらいの頻度でアクセスしているかをトラッキングすることが可能になります。

冒頭テーマからは少し脱線してしまいましたが、大阪ガス、そしてこちらもよく話題になるワークマン等のデータ活用先端事例を参考にしながら、まずは個人のデータ活用のレベルから日常の行動改善に取り組んでみてはいかがでしょうか。

Photo by Myriam Jessier on Unsplash

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