改元が経済に与える影響

前回の改元を振り返ると、消費マインドは下げ傾向となりました。

背景には、昭和天皇の崩御で世間が自粛ムードだったためです。

今回は生前退位のため祝賀ムードになり、消費マインドは上向くと予想できます。

特に祝賀セールや改元に伴う買い替えなどにより、一時的に景気を押し上げると思います。

しかし、10連休に伴う特需のビークが過ぎると、消費増税なども控えるため、一気に節約志向になる可能性もあるでしょう。

なお、印刷業やシステム変更、婚姻、出産関連銘柄はすでに織り込み済みでしょう。

むしろマーケットでは、10連休に伴うポジション解消などにより、振れ幅が大きくなる可能性があります。

そして、GW後の5月20日にGDPの大幅マイナス成長が公表され、世の中は一気に景気後退モードに突入するでしょう。


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