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キャッシュを運びにくい場所って、あるんですよね。

富士山の山小屋のお金ってどうしているんだろう

 この記事をみて、最初に考えたことが、「富士山の山小屋でやり取りされているお金ってどうしているんだろう」という疑問です。

 山小屋への物資は、「歩荷(ぼっか)あるいはボッカ」さんといわれる方が、運んで下さっていますよ。つまり、山小屋という場所では、通常の場所と異なり、モノの運搬が大変です。その運搬される対象に「お金」つまり「キャッシュ」もあるのでしょうね。

 そう考えると、この山小屋でのキャッシュレス決済は、山小屋にとっても良いサービスになりますね。キャッシュの運搬が、大幅に減る可能性があるのですから。

意外とキャッシュの運搬が大変な場所もありますよね。

 私は都会に住んでいるので、キャッシュの運搬って、普通に行われるものだと思っています。例えば、銀行のATMには、運送会社の方がとても綿密にキャッシュを配送してくださっており、ATMでお金を引き落とせなかった経験は、ありません。

 しかし、これが今回のような山小屋や、日本に数多く存在する離島などでは、キャッシュの運搬そのものが大変なのでしょう。そして、実際にはキャッシュの輸送にもコストが発生し、場所によっては、高コストになっているのでしょう。

 そう考えると、キャッシュレス決済は、お金を払う側が便利になるだけではなく、銀行や、お金を受け取る側も便利になることにつながるのでしょう。

便利さがあるゆえに、慎重に、安心・安全を確保したい

 このような便利さがある一方、現在成長し続けているキャッシュレス決済。ぜひ、事業者は「安心・安全」を提供しながら、慎重に進めて欲しいものです。

 このような社会インフラは、中途半端な導入は、コストがダブルに発生することになりメリットが出ません。また、「安心・安全」が感じられず、利用者がキャッシュレス決済に嫌悪感を抱けば、そもそも広がりません。

 「安心・安全」を肝に銘じて、展開して欲しいものです。

#COMEMO #NIKKEI

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