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noteのネタ出しに使える「セルフインタビュー」のススメ

最近、noteの活用方法について相談をいただくケースが増えてきたのですが、中でも多いのが

noteをはじめてみたものの、何について書けば良いかわからない…!

というもの。

noteに限らずブログでも「ネタが思い浮かばない…!」というのは「あるある」なのですが、僕自身はブロガー時代も含めて「ネタが思い浮かばない…!」という状態になったことは一度もありません。

その理由とネタが枯渇しない「仕組み化」の方法について、解説します。

ネタを枯渇させない3つの方法

「ネタ」の「アイデア」を枯渇させないために取り組んでいるのは次の3つです。

①自分のアタマのスイッチを「アウトプットモード」に切り替える
②思い浮かんだ「アイデア」をストックしておく「ネタ帖」をつくっておく
③自分自身に「問い」を投げかける習慣を持つ

この3つを意識して「仕組み化」しておくことで、常に「アイデアが枯渇せずに湧き出てくる」状態にアップデートすることができます。

自分のアタマのスイッチを「アウトプットモード」に切り替える

「ネタが思い浮かばない…!」と言っている方の多くは、「本当はネタを持っているのに、本人がそれに気づいていないだけ」というケースがほとんどです。

「自分の中にあるネタに気づく」ための第一歩は、自分のアタマのスイッチを「アウトプットモード」に切り替えることです。

普段、noteやブログ、Twitterなどでアウトプットする習慣がない人の多くは「アウトプットモード」がOFFになっています。

スマホのWifiがOFFになっている状態をイメージしてみてください。

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この状態では、いくら自分の中にネタのアイデアがたくさん眠っていても、そこに気づくことができません。

なので、まずは「アウトプットモード」をONにすることからはじめましょう。

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「アウトプットモード」をONにする、というのは、「自分のアタマの中にある気づきや学びに敏感になる」ということですが、ONにするには具体的に何をすれば良いのでしょうか。

それは、頭の中で常に「今日はどんなことをnoteに書こうか?良いネタないかな?」とアンテナを張り巡らせておくことに他なりません。

「アウトプットする」ことを前提にして日々生活をしたり、Twitterのタイムラインを眺めたり、仕事に向き合うだけで、普段だったら気づかないことに気づけるようになるので、まずは「アウトプットモード」をONにすることを癖づけてみましょう。

思い浮かんだ「アイデア」をストックしておく「ネタ帖」をつくっておく**

続いて大切なのは、思い浮かんだ「アイデア」をストックしておく「ネタ帖」をつくっておくことです。

「アウトプットモード」をONにして、アンテナを張り巡らせ、いいネタが思い浮かんだとしても、思い浮かんだネタをそのままにしていては、すぐに忘れてしまいます。

せっかく思い浮かんだネタを殺さないためにも、ネタをストックしておく「ネタ帖」を作っておくことをオススメします。

「ネタ帖」はもちろん、紙の手帳やノートでもOKです。手書きのノートの方が、思考が捗るという方もいますので。

筆者が使っているのはEvernoteです。

外部アプリのFastEver2を使って、思い浮かんだアイデアはすぐに書き留めておくようにします。

「オープンネタ帖」としてのTwitter活用術

もしくは、Twitterを活用されている方であれば、思い浮かんだ気づきや学びをまずはTwitterに投稿してみる、というのもオススメです。

通常、「ネタ帖」はノートやEvernoteなどクローズドな環境で管理するものですが、あえてTwitterというオープンな場でつぶやいてみることで、たくさんのいいねがついたり、つかなかったり、意外にもリツイートされたりリプライがあったりして思わぬ気づきや学びが得られます。

僕もTwitterを「オープンネタ帖」として活用している派なのですが、例えば以下のツイートをしています。

このツイートがそこそこ反応があったので、BUSINESS INSIDERで記事化をしました。

Twitterとnoteは相性が良いことで有名、ということもあるのであえて「オープンネタ帖」としてTwitterを活用してみるのもオススメです。

自分自身に「問い」を投げかける習慣を持つ。

最後のポイントは自分自身に「問い」を投げかける習慣を持つということです。

noteであれブログであれTwitterであれ、「アウトプット」をするためには、何かしらの気づきや学びを自分の中に持っておくことが必要になります。

そのため、自分の中にある学びや気づきに敏感になることが必要なのですが、その上で有効なのは「アンテナを立てておく」ことに加えて、自分自身に「問い」を投げかける習慣を持つことです。

例えば、次の9つの「問い」を自分自身に投げかけてみてください。

✔︎その日学んだこと、気づいたことは何か?
✔︎日々の生活や仕事で成果を出す上で工夫していることは何か?
✔︎「いいな!」「他の人に薦めたい!」と思った本や記事は何か?
✔︎悩んでいること、課題に感じていることは何か?
✔︎他の人に役立てる情報を持っていないか?
✔︎最近誰かから相談を受けてアドバイスしたことは何か?
✔︎先輩や上司から受けたアドバイスで「なるほど」と思ったことは何か?
✔︎最近、感動したこと、シェアしたい!と思ったことは何か?
✔︎最近、違和感を感じたこと、違うだろ!と思ったことは何か?

などなど。

こうして自分自身に「問い」を投げかけることで思考を巡らせ、気づきや学びを促す行為を「セルフインタビュー」と呼んでいますが、思わぬ発見が得られ、「ネタ」の掘り起こしにつながります。

「ふーん。そうなんだ。」「なるほど。」で終わらせずに、上記のうちで一つでも良いので、実際にセルフインタビューを実践してみることをオススメします。

実際にセルフインタビューをしてみると、自分でも思ってもみなかったような「自分の思考」が言葉になって出てきます。

出てきた言葉は、すかさず「ネタ帖」に書き出しましょう。忘れないうちに。書き出してみることによって、さらに思考はグルグルと回りはじめます。

問いを投げかける

思考を巡らせる

言語化をする

ネタ帖に書き出してみる

このサイクルを回してみることで、「アウトプット力」が高まるのです。

できれば毎日、難しければ週に一度でも良いので、上記のような問いを自分に投げかけて、思考を巡らせ、言葉にしてみることを習慣化することがとっても大切です。

「noteを書ける」は武器になる。

①自分のアタマのスイッチを「アウトプットモード」に切り替える
②思い浮かんだ「アイデア」をストックしておく「ネタ帖」をつくっておく
③自分自身に「問い」を投げかける習慣を持つ

この3つを意識して実践するだけで、気づけば驚くように「ガンガンネタが思い浮かぶ」状態に、脳みそがアップデートされていきます。

騙されたと思って、まずは14日間だけでも試してみてください。きっと、あなたの脳みそが「アウトプットモード」に切り替わり、これまでと同じ景色を見ているはずなのに、見えてくるものが変わってくるはずです。

「言葉にできるは武器になる」という大変な名著がありますが、「noteを書く」という営みは、単にアウトプット力やライティング力を鍛えるだけでなく「内なる言葉」をブラッシュアップする力を磨き上げる、思考力を高める上でこの上なく良い方法です。

「noteを書く」ことを通じて、自分自身の思考力・アウトプット力・ライティング力が高まれば、仕事においても生活においても、確実にプラスになるので、ぜひ「noteを書けるは武器になる」と信じて続けてみてほしいです。

このnoteでは「noteの書き方のお作法」ではなく、「noteを書くために必要なネタ出しのお作法」にフォーカスしていますが、ニーズがあれば「noteの書き方のお作法」についても別途書いてみたいと思います。

U-29ドットコムで「note部」を立ち上げてみた。

ユニークな価値観を持つ29歳以下の世代(U-29世代)のためのコミュニティ型メディア「U-29ドットコム」のコミュニティ「U-29ドットコムリーダーズ」を運営しているのですが、その中でnote部を立ち上げてみました🙌

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早速部員も20名近く集まり、11月にはキックオフミーティングを開催します。

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U-29世代の方で「お!興味あるぞ!🤔」という方はぜひこちらからコミュニティに参加リクエストを送ってみてくださいね!お待ちしています🙌

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