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2021年は「変態」の一年でした。

株式会社Mentallyの西村です。早いもので、2021年も残すところあと24時間。やり残したことが多すぎる筆者からすると、お願いだからあと10日くらい頂戴したいところですが、泣いても笑っても残り1日です。

2021年は「変態」の一年。

毎年この時期になると風物詩のように「今年の漢字」が発表されていますが、今年の漢字は「金」だそう。

金が選ばれるのはリオデジャネイロ五輪が開催された16年以来の4回目。

出典:日本経済新聞

とのことですが、遡ってみたら五輪イヤーは概ね「金」が選ばれているようなので、もはや殿堂入りさせてあげたほうが良いんじゃないかなと思います。笑

筆者自身はもちろん金メダリストでも五輪関係者でもなければ、金字塔を打ち立てたわけでもないので、「今年の漢字は『金』です!」なんて口が裂けても言えないわけですが、自分自身にとっての「今年の漢字」はなんだろう?と振り返ってみるのは良いですよね。

コロナ禍が世界を覆ってから2年目となった2021年。「ウィズコロナ」という言葉は嫌いですが、事実として常にコロナウイルスの動向を横目に見ながら過ごすことになったこの一年、みなさんにとってはどんな一年でしたか?

筆者にとっての2021年を漢字一文字で言い表すならば『変』の多い一年でした。もう一文字付け加えることが許されるならば、『変態』な一年でした。

・・・というと、あらぬ誤解を与えてしまいそうですが、「変質者」的な意味合いの『変態』ではなく、”Transformation”という意味での『変態』です。

この一年を振り返ってみて、大きな『変態』的出来事は3つありました。

一念発起してダイエットに挑戦して14キロ減を実現。

まず一つ目の『変態』はわかりやすいところからですが、「見た目」がガラッと変わりました。

左がBefore、右がAfterです

・・・おわかりいただけただろうか。

左右いずれも、同じフォトグラファーさんに撮影いただいたポートレートだが、左はBefore。コロナ太りのピーク時の写真。

この当時、体重は75キロ近くありました。さすがにこのままじゃ(いろんな意味で)ヤバい!と猛烈な危機感を覚え、4月末からダイエットにコミットすることを決意。CLOUD-GYMで出会ったパーソナルトレーナーさんのお力添えもあり、半年以上にわたりストイックに食事制限&トレーニングに励むことができた結果、約14キロの減量に成功しました。

減量開始から4ヶ月は飛ぶ鳥を落とす勢いで体重が減り続けていた。
8〜10月は停滞していたが11月からまた減ってきた。

目標体重は10年前、社会人1年目の頃の健康診断のときの数値なので、目標達成まであと2キロあるものの、社会人3年目の頃と同じ水準まで体重を落とせたのは本当に快挙!といっていいほどだと、我ながら思います。
(まさか、ただのFacebookプロフィール更新の投稿に1,000件近くの「いいね」、約100件のコメントがつくとは思いもしませんでした。笑)

4月末のピーク時から14kg痩せたので、プロフィール写真を撮り直してもらいました😊 Photo by 矢野 拓実

Posted by 西村 創一朗 on Friday, December 17, 2021

年内には目標達成したい!と思っていたもののあと2キロ及ばずだったので年明け以降も引き続き頑張ります&目標達成した後も体重をキープできるように適度に食事をコントロールしつつトレーニングを継続したいと思ってます。

必ずしも「太っているよりも痩せている方が良い」とは思いませんが、「自分がありたい姿」に近づけるとシンプルに自己肯定感上がりますよね。14キロ痩せられた!という結果はもちろん、そこに至るまでに努力し続けられた過程においても。

具体的に何をしたの?みたいな話は目標達成したタイミングであらためて書こうと思います。ニーズがあれば。

「ハーフリタイヤ生活」に終止符を打ち、スタートアップを起業。

2つ目の『変態』は、ワークスタイル・生き方について。見た目的な変態よりも、こちらの方がより重要な変態です。

以前、COMEMOに投稿した通り、筆者は5年前の2016年12月に会社員を辞めて独立する道を選びました。「育休的起業」というかたちで「ハーフリタイヤ」をしたのです。

ハーフリタイヤはその名の通り、完全にリタイヤするのではなく、1日4時間・週20時間だけ仕事をして、残りの時間は自分の好きな活動にあてる、というワークスタイルです。筆者の場合は、娘と過ごす時間を最大化したくて独立をしたので、家事・育児に全振りしました。

「ハーフリタイア」といいつつ、会社員時代は最低でも1日8時間・週40時間(所定労働時間)、残業時間+複業時間を含めると実際には週60時間以上仕事をしていたので、実際には仕事時間がハーフ=半分どころか3分の1以下になりました。

2017年1月1日に独立してからまもなく丸5年経ちますが、「育休的起業」を決断したことは今でも人生最大のファインプレーだったと思っています。

一方で、家族と過ごす時間を最大化して、仕事時間を最小化(3分の1以下)するために課した制約がありました。

「ファミリーファースト」(家族と過ごす時間を最優先事項にすること)を貫くために、仕事時間を最小限に抑えることを決め、それを実現するために

①事業は拡大させない
②人は誰一人雇わない
③資金調達はしない

という「やらない3つのこと」を決めて、(一時期ブレそうになったこともあったが)5年間それを貫いた。
裏を返せば、この3つは我慢していた。最優先事項を優先するために、「今やるべきことではない」と自分に言い聞かせていたが、実はずっとウズウズしていたのだ。

心の底では、
①事業を拡大させて、一人でも多くの人を幸せにしたい
②事業拡大のために、雇用することを厭わず組織づくり・チームづくりにチャレンジしたい
③事業拡大のために、先行投資ができるだけのまとまった資金を調達したい

とずっと思っていたが、それをグッと堪え続けてきた5年間だったのだ。

出典:FIREには全く興味がない僕が「ハーフリタイヤ」してみた結果。

上記のコラムの中でも「2022年4月からフルスロットルで事業に取り組めるよう、今年の4月からひっそりと事業開発をスタートした」と書きましたが、実はその後ものすごいスピードでプロジェクトが進行していくことになります。

コラムを書いた8月半ばの時点では、2022年3月まではゆるやかに事業を準備しつつ、2022年4月から本格的に事業を立ち上げていき、2022年10月に法人化する想定でした。

ところが、7月〜9月の3ヶ月間で仮説検証を進めたり、多くの方に事業のアイデアを壁打ちする中で、自分の事業アイデアに対する自信と確信が強くなっていき、「これだけ成功イメージが湧いているにもかかわらず、来年4月まで持ち越す意味ってなんだっけ?」と、はやる気持ちを抑えずに覚悟をもって挑戦することを決断したのです。

そして2021年10月11日。世界メンタルヘルスデーの翌日に株式会社Mentally(メンタリー)を創業。同時にエンジェル投資家の方々に出資いただき、スタートアップ起業家としての一歩を踏み出しました。

創業のタイミングでMentallyとしてのミッションを策定。
「時代をつくる」覚悟をもって創業しています。

Mental(こころ)のally(アライ=味方)であり続けたい、という願いを込めてMentallyという社名を授けています。

具体的にどんな事業をやるの?という点については、また追ってお伝えできればと思いますが、2022年3月の正式リリースに向けて絶賛開発中🔥という段階です。

年明け3月には「4児の父」に。

最後のTransformは、完全にプライベートの話なのですが、妻のお腹の中に4人目の赤ちゃんがいます。現在8ヶ月で、3月には生まれてくる予定です。

19歳で父親になってから早13年半。長男は中1(13歳)になって夏休みには身長を抜かれ、社会人1年目のときに生まれた次男は小4(10歳)に、独立のきっかけをつくってくれた長女はまもなく6歳になり、4月からは小学生に。

実はだいぶ前から4人目が欲しい!と思っていたのもののなかなか子宝に恵まれず、ようやく授かることができました。気づけば3人目の長女とは6歳差に。随分年齢が離れてしまいましたが、その分、長男も次男も長女もみんな4人目の誕生を心待ちにしているようです。「4人目の育児」と聞くと想像を絶する大変さなのでは…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、1人目のときよりも2人目の方が、2人目のときよりも3人目の方がラクであったように、今回はきっと3人目のとき以上に手間がかからないはず…と油断していたりします。特に今回は父親よりも背が大きくて力持ちの男の子がいるので、前回以上に戦力は十分。筆者も妻も3人きょうだいなので3人目までは想像がつきましたが、4人目は完全に未知の世界。一度きりの人生、未知の世界をとことん味わい尽くしたいと思っています。

・・・下手をすると、4人目が誕生するタイミングとMentallyのサービスリリースが同じタイミングになる可能性があります。笑

「スタートアップ起業」と「4人の子育て」の”二兎を追って二兎を得る”2022年になりそうですが、引き続き心身の健康にしっかり気を配りつつ、仲間やパートナーの力を借りつつ、どちらもやりきっていきたいと思います!!!

それではみなさん、良いお年をお迎えください!今年も一年、大変お世話になりましたッ!

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