経理のDXは経営のDX!スタートアップこそ推進したい経理のDXとは?
こんにちは。日経COMEMOのKOLをしております、大林です!
普段は複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営している株式会社Another worksの代表をしています。
経理×DXが進んでいる?
近年、全国的に「DX」への関心が高まっています。スタンダードになりつつあるリモート勤務も働き方のDXの一つです。
しかし、情報漏洩への対策など、リスクヘッジが追い付いていないのも現状。そんな中、本格的にデジタル化が進んでいるのが、「経理」の分野です。
11月22日に日経に上がっていた記事に、興味深いものがありました。2022年1月に領収書など税務関連書類の電子保存について改正法が施行され、着々と「デジタル経理」時代に備えて準備が進んでいるという記事です。
このような法整備もあり、経理のDXに注目が集まっています。
経理は会社の要である
経営管理を略した形で示される「経理」は会社経営の要です。
スタートアップでは、社長が経理を兼務するケースが多く、私もその一人でした。設立から約2年、1人目の経理を採用するまで担当していました。
設立初期の経理は、特に月末月初に業務が集まります。集まった経費を清算し、請求書の支払いをし、売上を計上するなど、その業務は膨大です。同時に、経営において重要な意思決定の多いタイミングであるため、社長業との兼務は困難。
話を戻すと、新しい法整備をはじめとしたデジタル時代が到来している経理には、専門的かつ最新知識をキャッチアップできる人材を早くから置いたほうがよいのです。
経理のDXは、経営のDXへ繋がる
持論ですが、経理担当者は正社員番号10番以内に採用するべきだと考えています。Another works社でも、6番目の正社員に経理経験のあるメンバーを採用しました。
それまで、支払作業は現地での振込手法を取っており、時間とセキュリティリスクがかかっていました。また、紙媒体の資料が多く、使った予算がすぐに見える化されないことで経営ジャッジに影響が生じていたと振り返ります。
しかし、経理担当者を採用し経理のDXを推進したことで、私が担当していた業務をすべて引き継ぐことができ、経営業務に集中することができました。それだけでなく、社内のオンラインツールを使い、振込、売上管理、経費申請が可能になったことで、翌月10日以内の予実分析が可能となりました。
つまり、経理をDXすることは、経営のDXとなり意思決定のスピードに直結するのです。
少し長くなりましたが、先程の記事からもわかるように、DXが全国的に話題となっており、特に経理のDXが進んでいます。しかし、重要なことは、経営におけるDXは「あくまで手段」であるということです。DXを達成した後に何が訪れるのか、猛烈に意識しながら推進するべきだと思います。
今回は経営における経理DXの重要性をお話ししました!Twitterでも日々発信をしているので、ぜひご覧ください!
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