若手の為に、上に噛み付くベテラン社員を見たい。 ← ベテラン社員に学んでほしいスキルは? と 日経新聞に聞かれての答え。
日経新聞からこんな問いが出ている。↓
それに、日経の過去の切り抜きを使って答えたい。
シニアがリスキリングする場合、どのような内容が求められていると思いますか。どんなスキルを学べば、会社にとって有益で、本人にとっても仕事のやりがいにつながると思いますか。
「パソコンスキル」など、具体的なスキル内容を挙げていただいても、または「こんな仕事に役立つスキル」といった形式でも結構です。
あなたの会社にいるベテラン社員を頭に思い浮かべて、求められているリスキリングについてご投稿ください。
大体、リスキリングだというと、デジタルのスキル、とか、そういうのがくるが、本当にベテラン社員に、そのスキルなのか?甚だ疑問。
さらに言えば、リスキリングをしろ言われてからするようでは、その社員って本当にプロなのだろうか?
だから、あまり「リスキリングを」という、流行りの流れを、新聞がまた煽るのは好きではない。海外がやっているから、と、これまた大体いつもの流れだ。日本版リスキリングとか、政府もまた、言い出したら、大体、終わりだ。いつもの海外輸入で、思考停止ver。
そこで、全く違うスキルを提案したい。
この対象になりそうな世代の方を、いろんな場面で見てきたが、ここまで会社に長くお勤めで、定年までいる、または定年後の延長期間まで会社に在籍する99%の方が、
「自分の立場を考えて、波風立てない」
ように、なっているのが、本当に残念だと思ってきた。
先が短い=会社のために、どうなってもいいから、良いことをしてやろう
という人は、1名しか見たことがない。
先が短い=最後まで自分の給料をもらうために穏便にする。
方が、ほとんどで、あーあ、ほんと残念。って思ってきたし、先週も会った。おいおい。結構なポジションにいた人なのに。
そんなために、会社人生延長している人は、若手にとって害でしかない。見てるだけで、士気も下がる。そんな人を囲ってる、会社のビジョンにも不信感が増す。
リスキリングするなら、会社のためにも、世のためにも、
先が短い=会社のために、どうなってもいいから、良いことをしてやろう
このマインドのリスキリングをしてほしい。
例えば、過去の日経で言うと、こういうのがある。
例えば、もう4年以上前に紹介した切り抜きだが、再掲する。日経新聞のもう7、8年前の切り抜きだと思う。
こんなことを、ベテラン社員が、言ってくれたらどうですか?
ちなみに、この発言の主は、三菱ケミカルの小林会長。(当時、社長)
同じことを、別の言葉で言うと、こういうスキルを持つ人。
要は、諫言ですね。最近本当に諫言する人がいないからなあ。まあ、社長にも知事にも大臣にも諫言してきたので、僕は煙たがられてきましたが。
そしてまた違う言葉で言うと。
社内が茹でガエルになっているならば、そこに蛇となって噛み付く人。蛇となって噛み付くスキル。それがベテラン社員なら。その会社はどんなに素敵でしょう。
そして、その方々は結局、若手のために、未来のために、こう言うことをしていることになるでしょう。
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以上。過去の切り抜き投稿をこれでもかとまとめて、お送りしました。
ベテラン社員には、幕末の志士たちを支えた年配たち、みたいになって欲しいな。歴史好きのベテラン社員、多いと思うので、その知識を実践に移していただいて。
ここに、切に、よろしくお願いしておきます。
もちろん、若手も中堅も、頼り切らずに、一緒に暴れますので。