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社会人1年目にやっておいて良かったこと

日経COMEMO KOLの西村創一朗です。早いものでもう年度末。明日からは新年度ですね。

ちょうど10年前、2011年の4月1日に僕は新卒でリクルートキャリア(当時リクルートエージェント)に入社しました。

19歳・大学2年でパパになり「学生パパ」として過ごした学生生活を終え、社会人になった10年前。

👆は5年前に書いたnoteですが、2011年3月11日に東日本大震災があったため卒業式はなく、4月1日に迎えた入社式は極めて質素に、しめやかに営まれたことをよく覚えています。

入社一年目にやっておいて良かったこと

2011年当時、10年後にまさか自分が会社を辞めて独立するだなんて夢にも思っていませんでした。

「いつか会社がなくなったとしても、どこでも食べていける力を身につけたい」とはぼんやり考えていたものの、せいぜい転職くらいで独立することなんて露ほども思っていませんでした。

当時は具体的に「こんな経験を積んで、こんなスキルを高めたい」みたいなキャリアビジョンがあったわけではなく、とにかく「まずは役に立つ人になりたい!!!」と必死だったのですが、あの頃必死にもがきながらチャレンジしたことは確実にその後の「資産」になっていますし、今につながっているなーと思います。

社会人1年目で「やってよかったこと」はたくさんあるのですが、いちばんはじめにやってみたのが「DDYの徹底」でした。

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DDYは、
「誰にでもできるが」
「誰もやっていない」
「役に立つこと」
の略。

入社一年目の僕には、残念ながら「これができます!」と自信を持って言えるような分かりやすいスキルはありませんでした。社会人1年目ですし、ある意味当たり前なのですが、そんな自分でも何か力になれることはないか…?と考えた結果行き着いたのが「スキルがなくたって誰にだってできるけれど、面倒で誰もやっていない、役に立てることをやろう!」というアイデアでした。

入社一年目に新人として配属されたのは、僕が入社した2011年4月のタイミングで新設されたばかりのインターネット業界のクライアントに特化した法人営業部門だったのですが、いかんせん出来たばかりの部門で、別の部署から異動してきた方がほとんどでインターネット業界の知識や理解がまだまだ足りていない、という状況でした。

そんな中、配属先の上司に相談させてもらい実行したアクションが次の2つでした。

①書籍を読み漁ってインターネット業界についてざっくり理解できるスライド資料をつくること
②インターネット業界に関するニュースを毎朝キュレーションして配信すること

4月から5月頭までは研修期間で、実際に部署に本配属になるまでに1ヶ月ほど時間があったので、インターネット業界を理解する上で良さそうな本を八重洲ブックセンターで買い集めて、通勤時間や土日のプライベートの時間を活かして読み漁りました。

一通り読んで理解した後、プレゼンテーション資料としてまとめたのがこちら。こちらのプレゼンテーション資料をもとに、部内向けにインターネット業界についての勉強会をさせてもらったのですが、これがめちゃくちゃ好評で、他の部署の方からも「ぜひうちの部署でも勉強会やってよ!」と声をかけていただけたほど。

正直、めちゃくちゃ嬉しかったです。新人でスキルがまったく無い僕でも役に立てることがあるんだ!と貢献実感が得られました。

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*ちなみに、このプレゼンテーション資料については縁あって敬愛する師匠・小室淑恵さんの「小室淑恵の即効プレゼン術」という書籍の中で事例として紹介されています。笑

さらに、配属初日から「日刊創一朗」というメルマガを社内に配信し始めました。

これについては以前👆のインタビュー記事でもお話しているのですが、こんな取り組みをしていました。

IT業界に関わるニュースを主に集めたメルマガを、リクルート社内に毎朝配信していました。
僕の場合、幸か不幸か片道1時間半の通勤時間があったので、ぎゅうぎゅうの電車の中でひたすらニュースを見まくってました。

Googleリーダーっていうツールで毎日200くらいの記事がリストアップされてくるので、その中から実際に記事を見て、絞って、要約して、会社に着いたらその内容をコピペしてメルマガのようにして配信する。

これを毎朝必ずやっていたんですよね。

毎朝記事を読んで、参考になりそうな記事をピックアップして、内容をコピペして配信する。

これだけのことなので、正直スキルは全く要らないんです。時間さえあれば、誰にだってできること。

でも、他にやっている人がおらず、ニュースのキュレーションを代行してもらえるのは相当ありがたかったらしく、かなり多くの方から「いつもありがとう!!!」と感謝の言葉をいただいていました。

その結果、当初はグループ内(8名ほど)のみに配信していたのが、部門全体(約30名)に配信してと言われ、最終的には全社(1000人以上)に毎朝配信するまでになり、この日刊創一朗という取り組みに対して表彰をしてもらったほど。

ただ、毎朝記事を読んで、参考になりそうな記事をピックアップして、内容をコピペして配信する。誰にでもできることをやっただけなのに「西村くんは毎朝アレだけの記事を読んでるし、インターネット業界の勉強会をやっているくらいだから、インターネット業界について詳しいんだよね?」とありがたい勘違いをしてもらえるようになり、他部署の方からも名前と顔を覚えてもらい、頼ってもらうきっかけになりました。

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繰り返しになりますが、

①書籍を読み漁ってインターネット業界についてざっくり理解できるスライド資料をつくること
②インターネット業界に関するニュースを毎朝キュレーションして配信すること

というのは、スキルゼロでも、誰にでもできるかんたんなことなんです。

つまり、誰にでもできるにもかかわらず、役に立っていないことがあれば、入社一年目から十分「戦力」になれる可能性があるし、その経験や実績・信頼が積み重なると、少しずつ「誰にでもできる」ではなく「自分だからこそできる」ことが増えて、市場価値が高まっていくのです。

上記はあくまで一例ですが、ぜひ新社会人のみなさんも、
「誰にでもできるが」
「誰もやっていない」
「役に立つこと」
DDYを探してやってみてください!

きっとその経験が、5年後・10年語のあなた自身のキャリア・人生の糧・資産になっていくはずだから。

新社会人、おめでとうございます!いってらっしゃい!

▼おまけ:「20代でやっておいてよかった7つのこと」のスライドはこちら👇ほかのも知りたい!という方はぜひご覧あれ!



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複業研究家/HRマーケター。元学生パパ。株式会社HARES代表取締役。NPO法人ファザーリングジャパン理事。32歳3児(12歳👦🏻/9歳🧒🏻/5歳👧🏻)の父。首都大学東京法学系卒。お仕事の依頼は→ s.n@hares.jp