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「絵と言葉のライブラリー ミッカ」なんと素晴らしい場所

夏休み、パートナーが体調を崩してしまい、旅行などの遠出はできなかった代わりに、近所にとても素敵な場所を見つけました。それが『絵と言葉のライブラリー ミッカ』です。

亀有にあることは知っていて、以前こちらの設計を担当されたPOINTの長岡さんとトークセッションでご一緒したこともあり、ずっと気になっていた施設でした。

ワンオペで、でも子どもたちは外に遊びにいきたくて、それでも外は灼熱で、プールに行く元気はない…どうしたものかと頭を悩ませていた時に、そうだ!ミッカに行ってみよう!と思い立ったのです。

亀有駅から徒歩1分、駅前のイトーヨーカ堂が入っている施設の7階にミッカはあります。入り口に入ると、『チリとチリリ』という絵本の世界観が出迎えてくれます。会員登録をして、大人は利用料1日200円、子どもはなんと無料!

入ると、そんなに大きくない施設でありながら、子どもの目線で設計された柔らかい階段型のソファが広がり、程よくゾーニングされ、走り回りたい欲求を抑制しながらワクワクさせ、楽しい気分を作り出してくれる空間が広がっています。

絵本ライブラリーでありながら、工作キットの提供と、おもちゃの貸し出しを行っており、子どもたちのメイン活動はむしろそっち。早速工作キットをつかって、鎖状に紙をつなぐ蛇をつくりました。

工作コーナーも、3歳児でも使えるバネ付きのハサミや、可愛いクレヨン、ノリやテープが丁寧に用意されています。工作のやり込み要素もあり、シールやクレヨンでデコレーションして、蛇ができあがりました。

その後、おもちゃや絵本でしっかり遊んで3時間があっというまにすぎていきました。

ショッピングモールや遊園地、その他のレジャー施設で遊ぶ時に苦労するのは、「子どもがどこかにいってしまわないように」と常に気を張っていなければならないのですが、ここではスペースが限られているので、その心配が限りなく減るのです。見失っても、まあどこかの部屋にいるだろうという心持ちでのんびりできたのはとても幸せです。加えて、大人向けの絵本に関連するエッセイなどもたくさんあるので、子どもの遊びを見守る側、ちょっとした読書もできてしまいます。

語弊のある言い方をあえてするなら、大人がめちゃくちゃ手を抜いても、子どもが自由に遊んでくれる空間だと感じました。もちろん、子ども同士のおもちゃや場所の取り合いなどは発生します。その際は、少し介入する必要はありますが、全体的におおらかに見守れる雰囲気がありました。

それもそのはず、ミッカには「お堅いサービス」や「過保護なコミュニケーション」は無いと、Webサイトでうたわれているのです。

https://micca.me/howtouse/

なるほど確かに、スタッフの方の振る舞いも、この考えを徹底したものだと感じました。決してツンツンした嫌な感じはしません。でも、子どもに過剰に関わろうと前のめりになっていたりもしません。おおらかに、それでいて一人一人の責任と意思を尊重するような雰囲気を感じました。

いったいなぜ、こんな素敵な施設ができたのか。事業モデルはどうなっているのか。少し調べていくと、この施設は株式会社トレックが運営しながらも、葛飾区、UR都市機構、新都市ライフホールディングスの4社が改修費用、運営費用を負担しながら共創されたものだそうです。

こうしたPPP(公民連携パートナーシップ)の事業は、全国各地に事例が増えていると聞きます。

さまざまな連携の関係性がありそうですし、ミッカにおいては、人材育成の方法は?今後の展開は?などなど、気になることは山積みですが、近所なので、また遊びに行こうと思います。

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