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新社会人に送る3つのエール

明日から新年度。コロナ禍で大変な1年を過ごして、まだなお続く状況の中、大学入学や新社会人になる若い世代に向けて、エールを送りたい。

新2年生、新卒2年目の方々も入学式の中止、授業はオンライン、新人研修やOJTもまともにリアルで受けられない中の1年を過ごされてきました。彼らにもエールを送り、ぜひ、不確実な社会環境だからこそ、生き抜く力、楽しむ精神性を持って、明るい未来を一緒に創っていきたい。

日経でも以下のような特集を組まれているので、ぜひ参考にすると良いと思います。私自身の20年以上の社会人経験はもちろん、さらに20年遡ってこれまでの40年の経験や常識が通用しない状況が今、多数発生しています。

その一方で、私たちADDressのサービスもそうですが、この環境下で急成長し、サービス利用者を含めて関わる人たちは、豊かな時間を過ごしています。社会に出ていく若い方々に、エールも兼ねて私自身が大切にしている3つのポリシーを紹介します。

①厳しい状況の中で「動ける人」になる

コロナだけでなく、リーマンショックや東日本大震災など自分の努力ではどうしようもないことが世の中にはあります。そんな時、大多数の人は弱ってしまったり、じっと我慢します。とにかく耐えるというのは、いつか状況は改善されるので、一つの手段です。

ただ、できれば動ける人になりたくありませんか?社会が揺れ動くとき、立ち上がる人たちは、「未来を創る人たち」です。そういう人たちは、ビジョンを持ち、想像力豊かで、ポジティブです。

学生時代の経験は一生ものですし、新入社員は最初の職場での経験やマインドは、その後の働き方に大きな影響を与えます。

そんな人生において貴重な時間を、じっと待っているのではなく、今だからこそできることにチャレンジしたり、自ら旗を立てて、動いていみませんか?

昨年、私の周りでも多拠点生活を始めた方や、シェアリングエコノミーを活用している方で、厳しい状況を前向きにとらえて行動した方々います。

例えば、神戸大学の学生は、原付バイクとウーバーイーツのバックパックを抱えて、多拠点生活を始めました。授業がオンラインになったことで、都市を離れ、日本の様々な地域にでかけ、仲良くなった人がいるとリピートし、時々ウーバーイーツで稼ぎ、オンラインで授業を受ける。ADDressの会員や家守との交流は、社会に出る前にたくさんの価値観と社会人のリアルな出会いだったに違いません。その経験をnoteにまとめられています。

また、フリーランスで秋葉原でインバウンド観光客向けのガイドをされていた方は、収入が激減しながらも多拠点生活をしつつ、オンラインでのガイドを開始。仕事がオンラインだけで完結できるようになり、全国各地での生活を楽しまれています。

一方、学生時代からシェアリングエコノミー協会のインターンをし、学生でもありながら、家事代行など様々なシェアサービスでスキルを活かして稼いでいた彼女は、その経験をオンラインでの料理教室として再スタート。コロナ禍でも月100万円以上の売上を達成するほどの大人気コースに育て上げました。彼女は就職を選ばず、フリーランスで生きていく選択をし、今やテレビやメディアにひっぱりっだこなほど活躍されています。

②自分の中にいくつもの自分をつくる

趣味でも仕事でも1つのことを極めたり、専門性を持つことは重要ですが、できることや楽しむことがたくさんある人はとても魅力的で、豊かな人生を過ごされています。それぞれの分野で友人やネットワークを持っているので、考え方が柔軟だったり、知見が広いです。

一方、大きな組織で10年も20年も仕事ばかりしていたり、ずっと大学で勉強や教鞭をとっていて、他の組織に関わったり、ネットワークを広げていない人は思考が固まってしまっています。さらに、歳を追うごとに抱える物も増えて、不安を抱えながら身動き取れない人もいます。

1つの解決策は、多様性のある組織やコミュニティに身を置くことです。会社や自分が所属する組織、特に平均年齢が高かったり、上層部が5-60代だったり、海外の方や女性や若手が活躍していない組織では、考え方や結論が1つしかないかもしれません。そこに順応してしまうと、他では活躍できる自信が得られなかったり、自分の中にいくつもの可能性や存在を感じられなくなってしまいます。

今はテクノロジーが進化したことで、低リスクで様々なチャレンジができます。自分の好きな分野、農業でもDIYで哲学でも医療でも、何でも良いので、自分の中に多様性を持てるような生き方をしてみてください。5年、10年もすると素敵なコミュニティにいくつも関わっている自分がいるはずです。

③人に優しく、ポジティブに

最後に、仕事が忙しくなったり、上手くいかなかったり、厳しい環境だと、コミュニケーションが雑になることや、人間関係がギスギスすることがあります。そんな時でも、ポジティブな言葉を使い、相手のことを思いやり、とてもスマートな人がいます。

そういう人に囲まれていると、自分も良い影響を受けて、自己肯定感が上がったり、安心感を得られて、チャレンジする勇気や、しんどい時には弱い自分の話を聞いてもらったりもできます。

日常業務でも打ち合わせに送れた来た人がいると、

「おい、周りに迷惑だろう。ちゃんと時間通り来いよ。」

と言うのと、

「何かあった?大丈夫だった?」

と言うのでは、話し手のスタンスも受けての気持ちも全然違います。自分のことを心配してくれる優しい人たちであれば、迷惑かけないように頑張ろうとするし、少なくとも事前に連絡するようになるかもしれません。

ルールを守ることも大切ですが、ルールを守らせることが目的になってしまっていたら、色んな事情で守れない人たちは委縮してしまい、その先にある目標や本来の目的よりも、ルールを守ることが最優先になってしまいます。

もちろん、傷をなめ合うような組織や、愚痴を言い合うようでは、生産性も上がらなければ、フロー状態にもなりません。締めるところは締めながらも、

「何かあった?大丈夫だった?
重要な会議だから、先に始めてたけど、
議事録確認して頑張ってキャッチアップして
議論に入ってきてくれるかな?」

そんな一言があれば、遅刻も会議の生産性にも影響は与えないです。

仕事をする上でも、誰かを傷つけたり、攻撃的になるよりも、人に優しく、ポジティブなマインドでいると、そういう人たちに囲まれた楽しい社会人生活を送っていけます。

社会がグラグラと揺れ動いていても、行動すること、多様性の中に身を置くこと、優しくポジティブでいることを、忘れずにいると楽しく、明るい未来を創る側の人間になっていると思います。

ここに活躍されている方からのメッセージもあるので、ぜひ参考にしてみてください。

新生活、応援しています!

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株式会社ガイアックスで広報・新規事業開発を経て、2016年一般社団法人シェアリングエコノミー協会を設立、事務局長に就任。 2017年内閣官房IT総合戦略室よりシェアリングエコノミー伝道師を拝命。定額制の多拠点生活を提供する株式会社アドレスを設立、代表取締役社長に就任。